今週でようやくお話の核心に触れ始めました。
先週、白虎の姿をした男のコトを書きましたが、こいつは幻獣キメラ拳のスウグと言う男でして、ゲキレッドはこのスウグと実は親子だったという事実が判明しました。
わかり易く説明すると、マジレンジャーの小津兄弟とウルザードみたいな関係です。(どうせならルーク・スカイウォーカーとダースベイダーって言えよ)
で、このスウグは激獣拳にいた頃はダンという名前の人間で、理央とゴウ(ゲキバイオレット)と共に拳法を学んだ兄弟弟子だったんですが、ダンは理央に裏切られ殺されたんですよ。
と言っても、理央に殺される前に誰かの闇討ちで瀕死の状態だったんですけどね。(たぶんロンの仕業だな)
それを理央は知らないみたいな。
今現在いるスウグは激気魂のみで動いてる、言葉や感情を持たぬ生ける屍のような存在という感じですかね。
そこを幻獣拳に利用されてるみたいな。
そんでスウグを親父だと知ったゲキレッドは、孤児だと思っていた自分にも親父がいたコトに喜びを感じつつも、そのたった1人の肉親が敵で、しかもボコボコにされて意気消沈。
「だから今までところどころ家族や兄弟の描写があったのか」
と納得。
あと、幻獣拳の儀式によって、理央は幻獣グリフォンをマスターしパワーアップしたりしました。
幻獣拳一派が一同に揃い踏みするところがカッコ良かったです。

それにしてもスウグ(ダン)役の大葉健二の動きは52歳とは思えないぐらい鋭いですねえ。
ダンは幻獣キメラ拳スウグになる前は、激獣白虎拳使いだったらしいんですが、その白虎拳の構えが宇宙刑事ギャバン蒸着のポーズだったところが憎い演出でした。
あと、スウグの体のデザインが人造人間キカイダーのように半分色が違うというところも心の葛藤を表す感じが出てて良いです。
相変わらずゲキレンジャーは細かいメッセージを我々に飛ばしてきます。
もうそろそろクリスマス商戦に向けて新しいロボとか出そうだな。