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今週は正味２０分でいろいろありました。
まず、オンセンバンキという怪人が人々を吸い込み、体内にある温泉に人間を浸からせて堕落させるという、帰ってきたウルトラマンのヤメタランスみたいな作戦を企てまして、それにグリーンも吸い込まれて温泉入って骨抜きに。
で、怪人が通行人の強面のオヤジを吸いこんだらそのオヤジの
「喝！！！」
の一言で全員救出され、それを見たレッドはグリーンにそのオヤジのところへ行って修行してこいと命令するワケですよ。
このオヤジは戸塚ヨットスクールみたいなスパルタ道場を経営してまして、いつも＜楽しければそれで良い＞という性格のグリーンにはこの際ちょうど良い機会だというワケです。
そんでそのオヤジんトコに修行しに行ったら、人間の姿に化けたケガレシア（眼鏡スタイル）もそのオヤジのパワーを手に入れようと、グリーンと一緒に修行するんです。（もちろんお互い正体を知らない。）
そしたらグリーンが人間に化けたケガレシアに惚れちゃうという、敵の女幹部との禁断の恋という展開に。
で、ケガレシアはグリーンより先にオンセンバンキに修行させてオンセンバンキの方がまさかのパワーアップ。
でも、オンセンバンキが修行して手に入れたパワーよりも、グリーンのケガレシアに早く会いたいという煩悩の方が強くてグリーンがさっさとオンセンバンキを一人でやっつけるという、努力して手に入れた力より煩悩の方が強かったというお話でした。
脚本は、ボウケンジャーのメインライターを務めた、２０分で兎に角いろんな話を詰め込むのが得意でお馴染みの會川昇です。
今週の見どころはケガレシアとグリーンのフラグ。
ケガレシアは今週でグリーンの正体（変身前の姿）を知ったんですが、グリーンは最後までケガレシアの正体はわからずじまいというドキドキな展開ですよ。
まあ、この話そんなに引っ張らないと思いますけど。
今週良かったのはラストシーンでケガレシアが見せた
「わらわの事を美しくて清らかだと・・・？蛮機族にとってもっとも屈辱的な言葉・・・」
と言って自分の姿が映った池の水をムチで叩きつけるトコがいろんな意味で興奮しました。
今までで見たゴーオンジャーの中でのベストシーンです。

＊追記
でもグリーンってケガレシアと初めて会った時「おばさん」って言ってバカにしてたよな？
こいつホント節操ねぇな。