今週は、ザンギャック皇帝から息子のワルズ・ギルへ決戦機グレートワルズが届けられる。
ワルズ・ギルは部下たちが自分のコトを親の七光のバカ息子だと思っているコトに感付いていた。
グレートワルズに自ら乗り込みゴーカイジャーを倒せば自分の実力を皆認める。
ワルズ・ギルは部下たちを見返してやろうと決戦機グレートワルズに乗り込み自らの手で決着を付けようと意気込む。
一方ゴーカイジャーは、他の戦隊と同じようにゴーカイジャーの大いなる力も存在するのではないか?と思い始める。
そんな中、シルバーが言った「自分たちはちゃんと地球を守っている」という言葉にレッドは引っかかる。
何故ならレッド、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの5人はザンギャックに負けてきた人間たちだからだ。
そして地球にワルズ・ギルと側近バリゾーグが攻めてきた。
ブルーはシド先輩の変わり果てた姿バリゾーグと一騎打ちするが、そこへグレートワルズに乗ったワルズ・ギルが。
ゴーカイジャーはゴーカイロボで応戦するが、決戦機グレートワルズの凄まじい攻撃に歯が立たずピンチに。
レッドはこのままでは全滅してしまうと判断し、ゴーカイロボから強引に仲間を追い出し、一人でグレートワルズの攻撃に耐えるのだった。




みたいなお話でした。
「ザンギャック皇帝のバカ息子」と皆に思われているワルズ・ギルの置かれてる立場、そんな自分のミジメさ、本当に心を許せる部下は改造人間のバリゾーグのみというワルズ・ギルの心を初めてシリアスに見せた回でした。
そして自らの手でゴーカイジャーを初めて絶対絶命まで追い詰めました。
それに加え今週で第37話。
そうです。

ワルズ・ギルの死亡フラグがビンビンに立ってます。

ワルズ・ギルがヤバいです。
死兆星が手に届くような展開です。
しかし、今回はそんな緊張感もあっておもしろかったですね。
今週の脚本はカブトボーグというバカアニメで数々の無茶苦茶な脚本を書いて視聴者を不安のどん底に叩き落とした下山健人だったんですが、シリアス回も良い感じじゃないか!
来週でワルズ・ギル死ぬのん?
そのあと参謀長ダマラスが新しい指揮官になるのん?
ザンギャックの皇帝が影の姿で現れたりして、ザンギャックサイドにも動きが出て来そうです。
あとブルーがシルバーに言った
「今までザンギャックと戦って勝った者はいない」
ってのが良かったです。
これはつまり、宇宙海賊キャプテンハーロックの名台詞

「男なら危険を顧みず、死ぬと分かっていても行動しなければならない時がある。負けると分かっていても戦わなければならない時が」*1

に繋がっているんですよ。
昔から宇宙海賊とはかくありき。
以上。

*1: