忘却の旋律

fujigelge2006-11-08

いやー。
毒吐きたいね。
最近人の悪口言ってないわ。
人の悪口って言っても100%芸能人の悪口なんですが。
もう、芸能人の悪口なら24時間場が持つね。
東ちづるっていうお題だけで6時間喋れるね。
何の自慢かわかりませんが。
まあ、そんなコトはどうでもいいんですよ。
先週の土曜に池波正太郎原作の仕掛人藤枝梅安を見ました。
このシリーズ昔渡辺謙がやってたんですが、今回は岸谷五朗が梅安をやってました。
渡辺謙のトキは時々しか見たコトないんですが、やっぱり渡辺謙だなと思いました。
何か凄くグレードが下がった感でいっぱいでしたが、作品の雰囲気は良かったですね。
何が良かったって食事のシーンが見事でした。
劇中で大根吹かして醤油で食ったりとか、湯豆腐食ったりとか、餅を海苔で巻いて食ったり兎に角食う物が美味そうで印象的でしたね。
昔の道具を使って食事の支度する工程が特にワクワクしました。
そのシーンいるの?ってぐらい飯食ってましたよ。
お話も坦々としたトーンで進んで行ってやらしくなくて良かったです。
殺しのシーンも大袈裟なBGMが流れるでなく、しっぽりと殺しててそこも好感が持てました。
エンターテインメントとしてはかなり薄味でしたが、あんなもんで良いんですよ。
で、その話を昨日うちのメンバーに話したんですよ。
「食うシーンが凄く良かった」
って。
ほしたらうちのメンバーが、
池波正太郎って美食家やからとちゃう?」
って言ったの聞いて凄く納得しました。
流石読書家。
私てっきり監督の林徹が考えた演出だと思ってましたよ。
原作読んだコトないんですけど、こういう描写っていっぱいあるんでしょうね。
ちょっと興味持ちました。
たぶんズボラなんで読まないと思うけど。
でも、やっぱり岸谷五朗がなあ・・・・。
いや、演技が下手だからとか、顔が嫌いとかそんなんじゃなくて、
「こいつ元SET隊だろ?」
って思うと冷めるんですよね。
そんな昔のコト忘れてやれよって話なんですが、忘れられないんだからしょうがないですよ。
もう、ちょっとしたアスペルガー症候群ですよ。
プチ・アスペルガー症候群ですよ。
でも、この症状のお陰で芸能人の悪口をベラベラ喋れるんですけどね。
ホントサイテーですね。
以上。