最終回スペシャル

ヒーロー番組にしては珍しく正義のタメに戦わず、その名の通り冒険のタメに戦い続けたボウケンジャーも最終回であります。
テーマがテーマだけに前半中々乗り切れなかった私でしたが、後半は慣れてきて楽しかったです。
で、お話の方はといいますと、先週現れた巨大デスぺラードに襲われそうになったメンバーをロボに乗って助けに現れたボウケンレッドが、
「お前等も乗れよ」
ってな感じでみんなでロボに乗ってデスぺラードをあっけなく倒しました。
で、なんでレッドはあの爆発の中助かったのかは、メンバーだけでなく私も気になったんですが、どうもズバーンがあのトキレッドを身を呈してかばったので助かったらしいです。
謎が晴れてスッキリしました。
この最終回では、そんな私達が気になっていた部分を全て解消してくれます。
その気になった部分のコトを順を追って説明しよう！
パワーアップしたガジャ様はゴードムの心臓というプレシャスを飲みこみ、更にパワーアップしてガジャドムという化け物に変わりました。
この化け物相手の前にボウケンジャーは依然として変身できない状態なんですが、変身できるとレッドはいうのです。
何故なら、ボウケンジャーは今までの冒険ですでに自分自身がプレシャスになったのですよ！
先週も言いましたよね？
自分にある宝（プレシャス）を見つけたって。
なのでボウケンジャーはプレシャスの力を借りずに変身できるのです！
そして今回おもしろかった演出は、変身した姿ではなく、中の人の姿のまま見えを切るところです。
「熱き冒険者！ボウケンレッド！！」
って言う名乗りを中の人がやっちゃった。
燃えるじゃないか！
で、ガジャドムを変身した力でボコボコにするボウケンジャー達。
しかし、また巨大化するガジャドム！
そしてまた
「ええ！？」
って顔のボウケンジャー！
「倒したら巨大化するっていい加減覚えろ！」
と突っ込む私。
いくらガジャドムが巨大化しようが、自分自身がプレシャスと化したボウケンジャーにすでに敵なし。
全てのマシンを自分自身の心の宝（プレシャス）で動かし、パワーは無限大となりガジャドムを倒します。
で、肝心なのはここからですよ奥さん。
それから半年後のコト。
ボウケンシルバーは消防士として活躍することになったんですが、任務終了時に仲間から呼び出しがかかります。
なんとレッドは宇宙に行くと言い出すのです。
なんでもプレシャスは宇宙にも存在するらしく、ボイジャーを改造して宇宙に旅立つと言うのです。
ちょっと前に番組最後の３０戦隊大全でサンバルカンのバルイーグルがNASAに行った謎の事件をネタにしたんですが、それをそのまま実行するボウケンレッド。
「俺はネタじゃないぜ！」
と言わんばかりです。
驚くメンバーをよそに、行く気満々のボウケンレッド。
自分が抜けたあとはブラックにチーフを任せるとまで言いました。
ここで大きなお友達は一斉に突っ込んだはずです。
「さくら姐さん（ボウケンピンク）はどうするんだ！！！」
と。
そうです。
昭和っぽく言うとボウケンピンクはボウケンレッドにホの字なんですよ！！
ゾッコンラブなワケですよ！
そんなさくら姐さんを放って行くなんて言うから、さくら姐さんが凄く悲しそうな顔してる。。。。
ってしていない！！！
良いのかさくら姐さん！？
そんな煮え切らない私達視聴者をも放っておいて、みんなに見送られ宇宙に旅立ったレッド。
そして見送っていたブルーがさくら姐さんに向かってこんなコトを言います。
「もういいですよ牧野さん」
なんとこのさくら姐さんはエンジニアの牧野さんの変装した姿だったのです！
では本当のさくら姐さんは！？
うわー！！！
レッドの乗った宇宙船に忍び込んだーーーー！！！
「チーフ。。。。いえ、明石（あかし）さん。。。。私も宇宙プレシャス探索に連れて行って下さい。。。」
とかモジモジしながら言っちゃったーーーー！！！！（やっとのコトで６センチまで育てたオオクワガタを食べながら）
で、当のチーフは
「しかし、さくらがそんなに宇宙プレシャス探索に興味があったとはなあ」
鈍感キャラ出たーーーーーー！！！！
「もういいです。。。」
さくらちゃんスネちゃったーーーーー！！！！
で、ここで先週と先々週（だっけ？）に説明をはしょった人物がいたんですが、最後にその人の正体がわかって驚きました。
その人をはしょった説明とはこんな感じです。
ボウケンジャーの所属するサージェス財団のプレシャス保管場所であるサージェスミュージアムに突如現れた謎の少女。
その少女はボウケンブルーにゴードムの脳髄というプレシャスをガジャからなんとしても守りきれと言います。
で、結局この少女は誰なんだ？って疑問を説明しないまま最終回にきちゃったんですが、宇宙船のレッドとピンクの一部始終をモニターで見ていたその謎の少女は２人にこう言います。
「レッド君鈍感なんだから。ピンクちゃーん頑張ってねー」
なんとその声はボウケンジャーにいつも指令を出していたミスターボイスじゃありませんか！
ミスターボイスって女の子だったのね。
そして一方、お金大好きの幻のゲッコウと風のシズカ達ダークシャドウは、プレシャス孫悟空の如意棒を売り捌くべくゲットし、あとから現れたリュウオーンの残党達としょうもない争奪戦くり返していました。
レッドとピンクの抜けたボウケンジャーも現れ、ニコニコな争奪戦。
そしてレッドとピンクの抜けた４人が空に向かいそれぞれのコメントを残しハッピーエンドという形で終わりました。
いやー。
最後は急ぎ足でデスぺラード倒しちゃったんでどうなるのかと思いましたが、風呂敷をキチンとたたんだ良いラストでした。
私の大好きなダークシャドウのその後まで描いてくれるなんて思ってなかったですよ。
終わりよければ全てよしって感じです。
そして番組の最後は恒例のヒーローのバトンタッチで〆。

最後に私的に選んだボウケンジャーの名シーンをご覧ください。

パンチラだー。
来週からはゲキレンジャーが始まります。
もちろん引き続き見るんだって！！！（越中）
以上。