フラストレーション
この前、緑山高校*1っていう高校野球を舞台にしたアニメのコトを書いたんですが、久々にニコニコ動画で見ました。
全１０話アップされててビックリしました。
便利な時代になったもんだ。
最終回あたりだけ見ようと思ったのに全部見ちゃったじゃないか。
いやー、おもしろかったなあ。
原作がバカなギャグ漫画なんですけど、原作よりバカが加速してて良いんですよこれが。
とにかくほとんどの得点がホームランで入るってのがもうバカでバカで。
水島新司先生が見たら激怒しそうな試合展開ですよ。
最終回で超人的な馬鹿力を持った主人公二階堂がバックスクリーン直撃のホームラン打つんですが、その打球の凄まじい破壊力でバックスクリーンが大爆発するってシーンは伝説として残したいですね。
あと、声優陣が、千葉 繁、水島裕、玄田哲章、銀河万丈、神谷明、関俊彦、村山明、等々無駄に豪華。
やっぱりアニメに出てくる実況アナウンサーの声は村山明*2じゃないとダメだ！
それだけでも凄い！
で、素晴らしいのは作画＆演出ですよ。
出崎統ばりに止め絵や３回パンを使いまくって、荒木伸吾ばりのダイナミックな動きが連発。
これ絶対意識してやってるなと思い、監督のトコ見たら池田成って人がやってました。
私この人のコト知らなかったんで調べてみたんですよ。
で、この人の代表作見てビックリしました。
鎧伝サムライトルーパーと新機動戦記ガンダムWの監督やってたんですってね。
どっちもやおいお姉さんを虜にした作品じゃないですか。
そんな人があんな筋肉隆々で不細工でバカな男ばっかでてくるアニメ作ってたなんて。
たぶんもう美形キャラに飽き飽きしてたんでしょうね。
なんとなくその気持ちわかります。
豪快で単純な男って描いてて気持ち良いですし。
この作品でストレス発散しまくったんでしょうね。
荒木伸吾さんもそうですけど、美形キャラが上手い人ってゴツイ男描くのもメチャクチャ上手いんだよなあ。
一気に池田成が好きになりました。
いやー、くだらなくて良かったな。
で、最近リンク元にこのアニメのエンディングテーマ遅れてきた勇者たちって曲のタイトルで飛んでくる人が多いんだけど何でなんだろ？
最近緑山高校のDVDBOX出たからかな？
