fujigelge2007-11-20

最近チャージマン研!中毒になった藤です。
なので、カテゴリーにチャージマン研!を設け、出来るだけチャー研の魅力に迫って行こうと思いました。
何の使命感か自分でも良くわかりませんが、飽きるまでやっていこうと思います。
早速本題に入りますが、チャー研の魅力の1つに、あの古臭いほのぼのした少女漫画っぽい絵が挙げられます。
特に、チャー研に出てくる女性は皆無駄に艶めかしく、不覚にも妹のキャロンや、研の学校の先生であるなぎさ先生に萌えてしまったコトすらあります。
そんないろいろ味のあるチャー研ですが、やはりチャー研の最大の魅力は、一見ほのぼのとしてる空気の中に殺伐とした空気が混じっているところでしょう。
今回はそういったチャー研のほのぼの殺伐にスポットを当てて紹介したいと思います。
先ほどほのぼのの中に殺伐があると言いましたが、どの辺が殺伐かと言うと、このチャー研は危ない表現が非常に多いのです。
昔のアニメや特撮はそう言った表現は特に珍しいモノではないんですが、チャー研は気を抜けばうっかりスルーしてしまいそうなくらい危ない表現を自然に入れてくるのです。
この前も精神病院の院長が地下にミサイルを作っているというお話を紹介しましたが、あの話のどこに精神病院が必要だったのかがまったくわかりません。
「狂ってる奴を相手にしてる院長だから狂い易いに決まってる」
というくらいの自然な決め打ちをして来るのです。
このあたりの表現をサラリとやってのけるあたりに、我々チャー研大好きっ子は虜になっているのかもしれません。

では、そんなチャー研の危ない表現セレクションをどうぞ。

チャージマン研:みなし子センターを救え!


冒頭のナレーションの
「ここはみなし子センター。お父さんやお母さんが死んでしまって、一人ぼっちになってしまった可哀想なお友達が大勢いるんだ
あたりですでにエンジンが温まってます
お話はと言いますと、宇宙開発公団理事長の福田という男が慈善事業でみなし子センターの子供を引き取りに来るのですが、実はというか、やっぱり正体はジュラル星人*1
福田は子供たちを廃墟へ連れて行き、縛りあげた上にムチでしばき、蝶野正洋バリに容赦ないケンカキックを喰らわせます。
そして福田は
「お前たちはどうせ親のいないみなし子だ!」
というド直球なセリフのあと、口応えする子供に再度容赦ないケンカキック。
悪い奴という設定なので、北斗の拳の聖帝サウザーみたいにこれぐらいド直球な表現も悪役としてはアリなんですが(アリか?)、5分程のぬるいほのぼのヒーローにこの殺伐さは必要なんだろうか?
そして見終わったあと、この話の子供たちをわざわざみなし子にする必要がまったくないというコトに気づきます。
普通の子供を誘拐しても十分お話として成立します。
この、みなし子を扱って何かテーマ性を出そうとして失敗してるところがチャー研の1番の魅力なのです。
あと、ドキドキもハラハラもまったくない研の一方的な戦闘シーンもおもしろいです。
私はこういう一方的な戦闘を黄金バットスタイル*2と呼んでいます。
では、次に紹介するのはこれです。

チャージマン研西部の男・研!


研と妹のキャロンとロボットのバリカン3人で西部を舞台にしたバーチャルアトラクションで遊んでいると、なんとそこにいたアトラクションロボットの正体はジュラル星人だったというお話です。
注目すべきはやはり、冒頭で登場した何も悪いコトをしていないインディアンを、いきなり3人が楽しそうに拳銃で撃ち殺すシーンです。
インディアンは殺しても良いという自然な決め打ち。
うっかりすればスルーするところです。
昔はインディアンは悪者というレッテルが貼られていたんですが、それにしてもいきなり過ぎです。
そしてアトラクションロボットに化けたジュラル星人は、アトラクション用の銃で研と決闘し、1度敗北して
「あいつがチャージマン研だ。これで奴はまたここへ遊びに来る。今度奴がやって来た時、この本物の拳銃で・・・」
と言います。
ジュラル星人は毎度のコトながら回りくどいです。
遊びにやって来なかったらどうするつもりだったんだ?
まさかの遊び待ち。
プリキュア5もそうですが、何でお前等は正体を知ってる主人公の家を襲わない。




あっ!?
思い出した!
またプリキュア5を見るのを忘れてしまった!
完全に優先順位がプリキュアよりチャージマン研の方が上になってるぞオレ。
と、言うワケで今からプリキュア5を見ます。
以上。

あと、西部の男・研!の03:13のところで止めて見てください。
板にSEIBUって書こうとしたと思うんですが、SAIBUになってます。
やっぱりチャー研は最高だ!

*1:前にデュラル星人と書きましたが、正確にはジュラル星人らしいです。

*2:黄金バットに弱点はなく、劇中で唯一硫黄で苦しんだシーンがあったが、それ以外は常に圧勝パターン。