fujigelge2008-01-19

今日、松本若菜のイベントを観に信長書店に行ってきました。
100人くらい集まってて大盛況でしたね。
DVDも完売ですよ。
老若男女幅広いファンで埋め尽くされていました。
若男女(にゃくなんにょ)だけでなく老(ろう)もいるんですよ。
孫と一緒とかじゃなくて1人で来てるんですよ。
これが最近のアイドルのイベントの凄いトコです。
子供連れのお父さんもチラホラいたんですが、たぶんお父さんが松本若菜を見たかったんでしょうね。
だって、いくら仮面ライダーに出てるアイドル女優と言っても、子供が愛理さんに興味があるはずがない。
もし、子供が愛理さんを見たいと言ったのならば、その子供の精神年齢は20代後半か30代ですよ。
「桜井との間に出来た子供の記憶を消した愛理さんって・・・切ないな・・・」
なんて思う子供なんていないですよ。
で、若い人はやはりほとんどいませんでしたが、電王効果なのか、女の人2人組で来てた人が3組ほどいました。
意外。
信長書店のAVや際どいランジェリーに囲まれた階段に並んでまで観たいと思ったのか・・・。
泣けるでぇ。
で、今日イベントに行って心に決めたコトがあります。
私は今日でアイドルのイベントから卒業すると。
尾崎っぽく言うと、この支配からの卒業です。
なんでそう思ったのかと言うと、私ももう若くないというのが理由の1つです。
こう書くと、とても真っ当で当たり前な理由に思えるかもしれませんが、兎に角、今のアイドルのイベント会場には活気がないんです。
一言で言うと、凄く黄昏てます。
100人も人間が集まってるのに黄昏てるんです。
切なくなって泣きたくなるレベルです。
まあ、活気があったらあったで引いてた私なんですけど、活気がある方が良いに決まってる。
私のようなおっさんが行っても黄昏に拍車をかけるだけなんでねぇ。
そして、もう1つの決定的な理由は、私の隣に座ってた男が怖かったからです。
20代の頃、アイドルのイベントから遠ざかっていた私は、
「アイドル好きとしてこれではイカン!」
と思い(何故そう思ったんだ?)、30を過ぎた3年間で3回ほどアイドルのイベントに行ったんですが、毎回私の横に座る奴は凄まじい奇声を発したり、不気味な声で高らかに笑ったり、ブツブツ独り言を言う奴がいたりしてたんですよ。
しかし、これはまだ気持ち悪いで済んでたコトなんでスルー出来たんですが、今回出会った男は怖かったんです。
松本若菜が登場して、ステージで司会者とトークをしてる間、いきなりカバンから電王のナオミのフィギュアが入ったブリスターパックバリバリデカイ音を立てて剥がし始めたかと思うと、そいつはそのナオミのフィギュアを手に持ち、
「ナオミ〜・・・ナオミ〜・・・」
と念仏を唱えるようにブツブツ言い出したんですよ。
たぶんあのバリバリって音漫画にしたら楳図かずおオノマトペに違いない。
しかし、松本若菜は愛理役なのに何故ナオミのフィギュアを持って来たんだ・・・?
何故、ナオミの名を繰り返すんだ・・・?
実物の松本若菜を一目見ておこうと思っていた私の意識は、次第にこの男に集中し始める。
そんでその後も関係者に撮影は出来ないのか?などの話をしたりで、結局私はこの男を観に来たと言っても過言ではない1日でした。
そんで、握手会ですよ。
DVDを1枚買った人と、2枚買った人と、3枚買った人に分かれて行われました。
枚数によって特典が違うんですよ。
3枚買ったら2ショット写真が撮れるんです。
もちろん私は1枚しか買わなかったんですけど。
えらいモンで、枚数が増えるたびに並んでる人が濃い〜感じになってました。
で、不気味なその男は1枚だけ買ってて松本若菜と握手してたんですが・・・なんと松本若菜の目の前でその男はナオミのフィギュアをチラチラ見せて
「ナオミ〜!ナオミ〜!」
って言い始めたんですよ。
もう、ここで私の鳥肌もマックスです。
そんで松本若菜の隣にいる数人の関係者の顔がそこで一斉にシークレットサービスみたいな顔になりました。
たぶんスワットがいたら射撃用意の体勢取ってただろうな。
もしかしたらこいつの「ナオミ〜」という言葉はO次郎の「バケラッタ!」と同じなのかもしれん。
恐ろしい男だった。
いやー、黄昏たな。
以上。