奇々怪々

fujigelge2008-02-08

みんなイングリッシュ・アドベンチャーやってる?
どうも、フィービー・ケイツです。
ウソです、藤です。
気が付けば30万ヒットしてますね。
3年半やってこれが多いのか少ないのか知りませんが、毎日読んでる人がいたらありがとうございます。
でも、これ自分でカチャカチャクリックしてる分も入ってるから全然あてにならん数字なんでこんなのは結構どうでも良いんですよね。
これより何よりもっと驚くべきは、私この日記996日もやってたってコトですよ。
あと4日書いたら1000日ですよ。
「バカじゃないの?」
って思いました。
どんだけ暇なんだと。
誰として興味のないどうでもいいコトを良く延々と995日も書いてきたなと。
ある意味そんな自分を褒めてあげたいです。
なワケで、今日も誰も興味がないであろう話を書きます。
前にここでも書いたんですが、私、引っ越しする時、母親にビデオテープ全部捨てられたんですよ。
オタクではない人にはわからないと思いますが、ビデオテープを捨てられると言うコトは、オタクとしての生命線を断たれたに等しいワケでして。
過去の名作を見れないというコトは、
「あん時あいつが言った名台詞なんだったっけ!?」
とか、
「あの名シーンどんなだったっけ!?」
ってのがもう見れないワケですよ。
でも、最近どんなカルトなアニメや映画でもDVDで大概発売されてるし、ようつべや二コ動でも簡単に見れるんで、オタクにとっては良い時代になったなもんだと思い、ビデオテープを捨てられたくらい痛くもかゆくもないと思うようになってきました。
しかし、その反動で、前まであった<ビデオテープがあるからいつでも見れる>という心の余裕がなくなり、必死で今までの過去の名作の記憶を頼りに、ようつべや二コ動で片っ端から探して見て回るという悪いクセが身に付いてしまいました。
そのお陰で
「そう言えば最近全然テレビ見てねぇ!!」
という事態に陥りました。
サルベージにうつつを抜かして今の作品に手が回らないのはいかがなモノかと。
ちょっとそれはマズいなと思う今日この頃。
それがマズいコトなのかどうかも、もう判断出来ん。
で、昨日二コ動で平成版サイボーグ009の私的名作、第32話機々械々を探しました。
スタッフが一生懸命探しました・・・。
ありましたよ。(バラ珍島田紳助っぽく)
この第32話機々械々は、004(本名:アルベルト・ハインリヒ。国籍はドイツ人)が主役の回でして、私のような004ファンにはたまらないお話になっとるんですよ。
ブラックゴーストが作った004と同じ姿をしたアンドロイドと、人間の心を持ったサイボーグである本物の004がドイツの古城で闘うというお話で、まあ、言ってみればドッペルゲンガーネタなワケですよ*1
芦田豊雄の作画がちょっとクセがあるんで、出来れば紺野直幸にやって欲しかったんですが、最後の演出とかグッときたからまあ良いです。
で、続く第33話結晶時間もこれまた良い話でして、009の加速装置のスイッチが壊れて009以外の人達の時間が凄く遅くなるんですよ。
遅くなるっていうか、ほぼ止まってしまうんで、009が世界で完全に孤立し、苦悩するというお話。
で、この回の演出で素晴らしかったのが、009が加速装置をずっと使ってる状態なので、音が一切ない無音状態でお話が進むんですよ。
画面から出る音は009の声優さんの声だけ。
で、脚本は小林靖子で完璧なワケですよ。
私的には。
平成版009は4クールだったんで、当然作画は安定してないからいろんな人が作画崩壊とか言ってましたが、私はあんまり気にならなかったですね。
原作を忠実にアニメーションにしたと謳ってたワリにそうでもないじゃないか、とかも言われましたが、時代的に完全再現も無理だと思うし。
むしろ良く頑張ってくれたと言って欲しいですよ。
でも、全話紺野直幸が作画監督だったら間違いなく神作品になったんだろうなあ。
石ノ森絵をあんなにカッコ良く描ける人間は紺野直幸しかいない!
そんないろいろ言われた平成版009ですが、OPとEDの曲はどうでも良くて、アニメ(絵)が神という意見には一票。

OP

ED


そんなワケで、これからも変わらずにこんなコトを書いていきます。
以上。

*追記
ついでに紺野直幸絡みで人造人間キカイダー THE ANIMATION

カッコイイ!!

*1:もうちょっと言うと、他のサイボーグの仲間より機械の部分の多い004の悲しさと人間味が良く描けてるってトコが素晴らしかったんです。