The Robots

fujigelge2008-03-05

今日はまた思い出の懐かしアニメ話でも。
疾風!アイアンリーガーってアニメをみなさんご存知か?
このアニメは、熱血スポーツロボットアニメという今まで見たコトも聞いたコトもないジャンルのアニメです。
内容は、人々がロボット同士のスポーツを観戦するアイアンリーグという試合に熱狂する近未来のお話。
で、アイアンリーグを仕切る巨大資本ダークスポーツ財団は、このアイアンリーグでロボット同士がぶっ壊れるまでラフファイトをすれば客は盛り上がるってんで、アイアンリーグはもはやクリーンなスポーツマンシップがなくなって行くワケですよ。
ロボットにスポーツマンシップなんてあんのか?って言われればグウの音も出ないんですが、まあ、そこはアニメですから目くじらを立てず聞いてください。
そして、そんな腐ったアイアンリーグ界に嫌気が差した連中が、主人公の野球リーガーであるマグナムエース率いるスポーツチーム、シルバーキャッスル。
で、マグナムエース達のどんな種類のスポーツでもラフプレーに屈さない正々堂々としたプレイに、客も選手であるロボット達も感動し、心を入れ替えていくってのが大まかなストーリーなんですが、これがおもしろかったんですよ。
これ放送してたのが1993年で、この当時スポ根なんて言葉はもう死語でして。
いや、80年代の方がもっと死語だったんですけど、そこんところをロボットがスポーツするってコトで、上手くスポ根臭さを脱臭していました。
ロボットなら汗かかないし。
最初ギャグかな?って思ったんですが、これが大真面目な熱血スポ根モノなんですよ。
でもロボットだから熱いシーンは
「オレのオイルが沸騰するぜ!!!」
っていう台詞になるんです。
誤解される方もおられると思うんで一応言っときますけど、これ笑うところじゃないんですよ。
たぶんこれ作ってた人スポ根やりたかったんだろうなあ。
でも直球表現じゃ時代遅れになるんで登場人物達をあえてロボットにしたんでしょうけど、登場人物ロボットにしただけで全編ド直球な熱血表現なんですよ。
だってBGMがほとんどエスタンなんですよ?
90年代なのに。
もう1回言いますけど、これ笑うところじゃないんですよ。
でもどう説明してもギャグアニメにしか聞こえないトコがこのアニメの不思議なところです。
キャラクターも3頭身ですし。
このアニメ見てた当時は私専門学校に行ってる頃でして、専門学校の仲の良い友人と良くこのアイアンリーガーの話してました。
笑えるのに燃えるとか言って。
私、笑えるのに燃えるってのに弱いんですよねぇ。
賛否両論のGガンダムとかも好きでしたよ。
最近良くここで書いてるグレンラガンもそうなんですけど。
そうそう、グレンラガン今度映画化するんですってね。
         コレ
          ↓
http://www.new-akiba.com/archives/2008/03/post_14182.html
観に行きますね。
たぶん。
まあ、そんなこんなでアイアンリーガーが好きだったって話です。
因みにアイアンリーガーで好きなキャラは敵チームのロボット、ゴールド三兄弟です。
ロボットなのに兄弟なんてあんのか?って言われればグウの音も出ないんですけど、ドラえもんだってドラミちゃんと兄妹じゃないですか。
だからそんなに目くじら立てないでください。
ロボットってなんか切なくて好きなんだよなあ。
以上。