ゲッターロボ
去年の11月に出た漫画ゲッターロボ愛蔵版を購入しました。
- 作者: 石川賢,ダイナミックプロ,永井豪
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/22
- メディア: コミック
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いやー、濃い〜です。
昔のコミカライズはどうしてみんな、ああ濃い〜んでしょうか?
まあ、人類の存亡を懸けた戦いを描くとどうしても濃くなるんだろうなと思いますけど、アニメや特撮になると一気にぬるくなるあのギャップも凄いです。
内容については今更紹介するまでもない名作なんですけど(そうか?)、絵がやっぱ素晴らしいですね。
勢いがあって。
ロボットを漫画で表現するにはあれぐらい人間臭く描かないとダメなんだろうなあ。
私の好きなシーンはやっぱりベタですけどムサシの特攻シーンです。
ゲッターロボの腹からエネルギー・タンク引きずり出して、高熱でムサシがドロドロに溶けていくアレですよ。
でも、その手前でムサシの特攻を止めようとする隼人に対して言う早乙女博士のセリフが良いんですよね。
「甘ったれるな、君にはもっと残酷な未来がある!だからこそムサシ君はあとのことは君らにまかせて行ったのだよ!」
ってトコ。
最近濃い〜のに飢えてるんだろうか?
もう規制ばっかでこんな漫画読めないもんなあ。
ゲッター2のパイロット神隼人の初登場のシーンが人の顔面の皮剥ぎ取ったり、耳と鼻そぎ落としたりですよ。
早乙女博士は良くこんな奴に地球の平和を任せたな。
あと昔、私がシンセサイザー購入した時初めて打ち込んだ曲がゲッターロボの主題歌でした。
う〜ん大好き。
関係ないですけど、次に打ち込んだ曲はボム・ザ・ベースのリキッド・メタルという曲でした。
これも大好き。
で、OVAの真ゲッターロボは作画は素晴らしくて大好きなんですけど、不死身すぎる早乙女博士を見ると絶対笑ってしまうんで内容はちょっとなあ・・・。
なワケで、石川賢先生に感謝の意を込めて合掌。
以上。
*追記
私、永井豪テイストを中途半端に影響受けてるっぽい黒岩よしひろの漫画が大嫌いなんですよ。
滅多に漫画家の方を嫌いと言わない私ですが、こればっかりは認められないんです。
なんか私の心の中にある「オレの永井豪」を愚弄してるようで。
昔ジャンプで連載してた巨大ロボット漫画、魔神竜バリオンなんて往復ビンタですよ。
2008年にもなって未だに黒岩よしひろを許せない自分にちょっとビックリしてます。