なんとまだ東京にいたりします。
出版社に漫画持ち込みしてます。
昨日は1社しか行けず。
またも
「おもしろい」
と言われるも、ギャグ漫画的なおもしろさじゃないという指摘を受ける。
ここ数年、同じような指摘をもらってるんで、これはやっぱり直さないと流石にマズいなとやっと肝に銘じ始める。
その後、持ち込みとは関係なく、お世話になったヤングマガジンの担当編集さんS氏とT氏に挨拶しに久々に講談社へ行く。
数年前、担当編集さんS氏が事故に遭って、そのお見舞いが出来なかったので。
そこで、2人の編集さんに持ち込みの感触を聞かれたので、
「いや・・・どこ行ってもおもしろいとは言ってくれるんですけどねぇ・・・」
と言うと、2人は口を揃えて
「藤さんがおもしろいのは知ってます」
と言われ、なんだかもの凄く複雑な気持ちになる。
じゃあなんでヤンマガに載っけてくれないのかと言うと、ヤンマガにもいろいろ大人の事情があるのだ。
出版業界の大変さをそこでまた思い知らされる。
その後ダラダラ○時間(敢えて時間は伏せるが引くくらい長い時間)おでん屋で当時私が描いてた漫画の思い出話や、普段滅多に喋らない特撮やアニメの濃い〜オタク話をする。
漫画の話もしろよってくらい漫画の話はちょびっとだけ。
そこでS氏がテレビマガジンの人から聞いた、来年の仮面ライダー驚くべき情報を聞かされ興奮する。
絶対喋っちゃいけないとのコトなので、もちろんここでは口が裂けても言えない。
所謂、守秘義務みたいなモンですよ。
喋りたいけど、まあ、私の周りでこんな話に興味を示す人などいないしな。
興奮気味に話しても
「ふ〜ん」
って言われるのが関の山ですよ。
喋り損するだけですよ。
そんなこんなでオタ話を発散し終えたところで帰る。
その帰りに、こんな一銭にもならない漫画家を長時間相手してくれた編集さんの優しさに思わずグッとくる。
顔だけ出してすぐ帰るつもりだったのに。
少年サ○デーのあの噂が信じられないですよ。
でもS氏によると、
「ああいう人いるよ」
とのコト。
そんな人まだ会ったコトないけどいるんだ・・・。
おお、こわ〜い。
以上。