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今週はレッドさんが仲間からの遊園地のお誘いを断り、先祖から代々受け継がれる兜ディスクを使いこなす特訓をしていたところ、遊園地で刀の攻撃がまったく通じないヤナスダレという外道衆が現れシンケンジャー４人はなす術もなく大ピンチ。
そこでレッドさんが仲間の助けに入り秘伝の兜ディスクを使おうとするが、今の自分の未熟さでは使いこなせないコトを悟り１度敗北してしまう。
レッドさんは弱気になった仲間の士気をこれ以上低下させないタメに隠れて１人で更なる特訓を続け、見事ヤナスダレにリベンジを果たすのだった、というお話でした。
今週のお話のポイントはレッドさんのツンデレっぷり。
仲間の遊園地の誘いを断って１人ストイックに特訓するレッドさんを見たジイ（伊吹吾郎）の、
「殿も遊園地に行きたかったのでしょうに・・・」
の言葉に
「べ・・・別にオレは・・・」
という、教科書通りのツンデレ返しですよ。
しかも、ジイがまだ子供の頃だったレッドさんと一緒に行った遊園地で、怖がりだったレッドさんがメリーゴーランド等のゆるい乗り物ばっかり選んで乗って遊んでたり、お化け屋敷でお漏らししたなどのレッドさんの萌えっ子エピソード話をしたら
「ジイ！や・・・やめてくれその話は・・・」
ですよ。
そんで１度敵に敗れたレッドさんは自分も恐怖を感じているのに仲間の前では敢えて気丈に振る舞い、１人神社で隠れて猛特訓ですよ。
「お前はどこの墨谷二中のキャプテンだ？」
みたいな展開。
キャプテン大好きっ子の私はこのシーンでレッドさんに萌え燃えですよ。
そんで最後に戦いに勝利したあと、レッドさんは何もなかったような平気な顔（ツンデレのツン）をして仲間の元から去って行くんですが、仲間からレッドさんが見えないトコに来たとたん安心した顔（ツンデレのデレ）でジイの胸に倒れ込むんですよ。
＜いつも生意気でピリピリしてるレッドさんは実はみんなと同じ普通の人だった＞というお話なんですけど、そのコトを知ってるのはジイと我々視聴者だけという。
他の仲間はまだそこに気づいてないという。
漢であり男の子、完璧そうに見えて普通の人というこのギャップ。

脚本家小林靖子の腐女子具合はそこらへんの腐女子とは格が違います。
あと、細かいコトなんですけど、いつもの戦隊ヒーローは変身したらお互いを
「レッド！」
とか
「ブルー！」
とか言って呼び合うんですけど、シンケンジャーは
「千明！（ちあき）」
とか
「流ノ介！（りゅうのすけ）」
等、名前で呼び合うんですよね。
レッドさんに対してはブルーは
「殿！」
と呼び、イエローちゃんは
「殿さま」
で、グリーンやピンクちゃんだけは丈瑠（たける）って名前で呼んだりとか。
このあたりにも小林靖子の意気込みを感じます。
うーん。
シンケンジャーおもろい。