偉大なる猿

fujigelge2009-10-14

また動画の話で申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが、そんな申し訳ない気持ちを一旦棚に置いといて今日も動画の話です。
昨日、ジャッキー・チェンの映画<酔拳>の日本語吹き替えバージョンの挿入歌<カンフージョン(拳法混乱)>の動画見つけてグッと来る。


この動画の編集の良いところはジャッキーのコミカルなシーンをちょこちょこ入れてくれてるトコ。
カッコイイアクションシーンだけでなく、このコミカルなシーンを入れてるからグッと来るのです。
ジャッキーはブルース・リーより後に登場したカンフーヒーローなのですが、ブルース・リーと違うところはおっちょこちょいで親しみやすい愛嬌を持ってるトコです。
ブルース・リーは神経質でシリアスなキャラクターで後の劇画や少年漫画に大いに影響を与えた人物なんですが、私ら30代はこのジャッキーがド直撃世代です。
カンフーアクションというジャンルを初めて切り拓いたブルース・リーの登場で、カンフー系のストーリーはみんな神経質でシリアスなキャラクター一辺倒になり、
「どれも同じだな」
と思った時に現れたジャッキーの衝撃ったるやなかったです。
ズボンが破れてケツ丸出しになったり、敵にケツを蹴られて馬のウンコに顔突っ込んで
「おえー!ペッペ!」
とかやったり、今までのブルース・リーフォロワーとは一線を画する存在で我々を楽しませてくれました。
ジャッキーは売れない時代にブルース・リーと同じコトばっかりやっていてはダメだと気付き、自ら監督に暗くならないコミカルで明るいキャラクターで売ってくれと頼んだとか。
ジャッキー自身も体を張った笑いのバスター・キートンチャップリンが好きだったので、映画にもその辺の影響がかなり強く残ってます。
そしてブルース・リーがドラゴンと言う愛称で呼ばれてたのに対し、ジャッキーはモンキーと呼ばれるようになり、私が小学生の頃、日本で一躍ジャッキーブームが起こり、いろんなジャッキーの映画見ました。
少年ジャンプで言えば、北斗の拳ケンシロウブルース・リーで、ドラゴンボール孫悟空がまさにモンキーのジャッキー・チェンで、この2大スターは少年漫画に大いに影響を与えたんです。
・・・とまあ、こんな話は今更言うまでもない誰もが知ってる話なんで別にどうでもいいんですが、このカンフージョンって一体どういう意味なんだ?って言うのを当時ずっと気になってまして。
「ジョンって誰だよ」
みたいな。
で、昨日調べてわかったんですけど、コンフュージョン(混乱)のコンフューの部分をカンフーにしたシャレなんですね。
コンフューとカンフーが掛ってるんですよ。
<拳法混乱>っていうサブタイトルはそう言う意味だったのかと。
20年近く経って初めて知りました。
小学生の頃この歌流れた時まさに混乱でしたよ。
カンフージョンってトコ無理やり<カンフーチェン>ってジャッキー・チェンのチェンに変換して聴いてましたよ。
魔拳!カンフーチェンって番組昔あったって話しようと思ったけど、この流れで話すと益々読んでる人を混乱させるからしませんけど。
まあ、そんなこんなでジャッキー大好きって話でした。
以上。


あと、ジャッキー映画挿入歌で好きなのは<拳精>って映画の<チャイナ・ガール>だな。

うーん、テクノポップ
これひらけ!ポンキッキでかかってたよなあ。
今でもこの曲は好きです。

*追記
あとポンキッキってプラスチックスとかクラフトワークとかもかかってたよなあ。
ビートルズの曲もポンキッキで知ったし。
その他にも
「ああ!これポンキッキで聴いた!」
て曲いっぱいあったな。
ポンキッキのお陰で洋楽聴くのに抵抗なかったなあ。