先週登場した志葉家18代目当主(女の娘)登場で困惑するメンバーに衝撃の事実が知らされる。
実はこの女の娘こそが本当の志葉家18代目当主だったのです。
つまり、今までメンバーが殿と慕っていたレッドさんは影武者だったのでした。
というお話でした。
先週サラっと書きましたが、シンケンジャー凄まじい展開を見せております。
これは想像もつかなかった展開でした。
つまり、レッドさんが今まで一人で全部背負い込むという行動、仲間を作りたくないと突っ張ってた行動は全て自分は影武者であるという負い目が原因だったのです。
何故今頃本物の当主(姫)が現れたのかと言うと、幼い女の娘であったレッドちゃんは先代の技を体得するには時間がかかると思われてたのが、予想を遥かに越える上達ぶりで戦線に送れるほどにまで成長したからだそうな。
レッドさんは敵の攻撃を逸らす時間稼ぎのタメ、次世代に未来を託すタメに影武者として外道衆と戦っていたのです。
これはメンバーにとってはキツイ展開です。
今まで「殿」と信頼し、慕っていたレッドさんが実は当主でも侍でもなかったワケですから。
で、他のメンバーは急に現れた本物の当主を守れと言われ更に困惑するという。
しかし、メンバーで唯一侍ではないレッドさんの幼馴染のゴールドは、オレは寿司屋だ、だからタケちゃん(レッドさん)が影武者だろうが関係ねぇ!と、レッドさんに今まで通りついて行く意志を見せます。
そして用無しとなったレッドさん
「当主でなくなったオレは・・・ビックリする程何もない」
と、今までの緊張の糸が切れ虚脱してしまいます。
そこへ持ってライバル十臓の登場で一騎討ちか?という場面で次回に続きました。
キャラクターを丁寧に描き、終盤でのドデカい試練投入ですよ。
今回うちの嫁とたまたま一緒に見てたんですが、
「今までの全然見てへんけどレッドと他のみんな可哀想!」
と泣いてました。
たったあれだけ見ただけで感情移入出来るってスゲエ。
そんで本物の志葉家18代目当主のレッドちゃんもまた良いキャラなんだよなあ。
レッドさんの凄くデカい武器、烈火大斬刀を足で蹴り上げて非力さをカバーする扱いやアクションが細かくて良い。
この後レッドちゃんの出方次第でいくらでも萌えるし燃える展開になるなあ。
正月あたりの戦隊ヒーローってみんなで初詣出かけたりとか総集編などでまったりムードで始まるのに正月からクライマックスですよ。
やってくれるぜ小林靖子
以上。