最終回

19代目志葉家当主となったレッドさんと家臣のブルー、グリーン、ピンクちゃん、イエローちゃん達が、外道衆の頭領である血祭りドウコクとの最後の決戦へ!!
というお話でした。
先週書いたように前半20分クライマックス、最後の5分ほどのエピローグで終わったので、正直それを確認してるようなスタンスで見てしまいました。
小林靖子の脚本は最終回前が1番のクライマックスなので、最終回はそのまとめと言う感じでワリとサラっと終わります。
では、最終回の
「おお!!」
と思ったポイントを。



1・戦隊ヒーロー最終回のお約束である変身した姿でなく、役者本人の顔出しでする名乗り。



2・姫と、姫に仕える丹波のディスクでレッドさんの烈火大斬刀二刀流が実現し、ドウコクに攻撃。



3・血祭ドウコクを全員の力で倒す。



4・ニの目(巨大化)になった無敵のドウコクに最終形態のロボ<サムライハオー>で突っ込むも、ドウコクの激しい攻撃で合体が解け<テンクウシンケンオー>になるがそれでも突っ込んでいき、更に攻撃を受け合体が解け1番初めの合体形態<シンケンオー>になっても突っ込み、ドウコクの至近距離に達したところで最後の一撃を叩きこみ倒す。




エピローグは仲間との別れのあと、戦いが終わったレッドさんに爺が一般常識を知ってもらうタメにカルチャースクールへ行くコトを薦め、レッドさんがそれを断りながら空を見上げて終わりました。
やっぱり最後はさわやかなお別でで終わるんだなあ。
今回1番燃えたのは<サムライハオー>→<テンクウシンケンオー>→<シンケンオー>の流れですね。
これは天元突破グレンラガンが最終回でやった<天元突破グレンラガン>→<超銀河グレンラガン>→<アークグレンラガン>→<グレンラガン>の俗に言うマトリョーシカアタックを意識してたんだろうか?
あの段々初期の形態に戻って行く演出良いよなあ。
戦隊ヒーローでアレを見れるとは思いませんでした。
いやー、シンケンジャー良かったなあ。
やっぱこのお話で1番
「おお!!」
と思ったのはレッドさんが実は影武者だったってトコですよね。
これはあんまり見たコトのない展開だったんで。
だいたい少年漫画っぽい展開だと主人公って<実はどっかの王家の血筋だった>とか言う<実は主人公はタダモノではなかった>展開多いじゃないですか。
そんでそれに覚醒して巨大な敵と対等の位置に立てるみたいな。
でもレッドさんはその逆を行く<良い家柄の血筋だと思ってたら実はそうじゃなかった>展開ですよ。
そうじゃなかった奴が巨大な敵に挑むというある種無茶な展開なんですが、努力や仲間との絆次第で巨大な敵と対等になれるという燃える要素を含む展開にして行ったんですよね。
ドラゴンボールの悟空なんかがこれに当てはまるんですけど、最初悟空はサイヤ人の王子だと思ってたけど実はべジータが王子だったって展開じゃなかったもんなあ。
こういう<良い家柄の血筋だと思ってたら実はそうじゃなかった>展開でラスボス倒した奴って漫画とかアニメで今まであったんだろうか?
ちょっと気になる。
まあ、そんなコトはどうでもいいんですが、シンケンジャーを全話見た後、第1話の冒頭のシーンを見直すと中々感慨深いモノがあります。


「レッドさんこの時から影武者の悩み抱えてたんだよなあ」
みたいな。
そんなワケで、来週から天装戦隊ゴセイジャーが始まるんですが、見ますよ。
ええ。
さらば!侍戦隊シンケンジャー
以上。