今週は、有名になりたい旅人の欲望から生まれたヤミーを倒すというお話でした。
この旅人は自分が体験していない旅のおもしろい話や感動話を捏造し、映司が体験したトラウマである内戦で救えなかった女の子の話をオレにくれともちかけるんですが、映司は
「いいですよ」
と言うんですよね。
映司にとって大事なのは目の前に起こった救えるかもしれない人を助けるという行動が全てで、そうしないと自分が気持ち悪いってコトだから、その事実がホントなら自分発信じゃなくてもどうでも良いんですよね。
良いコトしてるっていう意識じゃなく、見捨てる自分が許せないって感じですか?
映司とは規模が全然違うんですど、こういうのってちょっとわかるんですよね。
前にも書いたコトあると思うんですけど、私満員電車でおばあちゃんが立ってたら席ゆずりたくて仕方ないんです。
でも出来るなら私じゃなく私以外の人にゆずって欲しいんです。
なんて言うか偽善者っぽいじゃないですか。
良いコトしてるみたいで。
でも私的にはおばあちゃんが立ってるっていう目の前の出来事が気持ち悪いんで、その気持ち悪さを取り除きたいから席ゆずりたいんであって、良いコトしようという気持ちは皆無なんですよ。
言ってみれば自分のタメに席ゆずりたいんです。
だからこりゃ誰も席ゆずらないなと思ったらしょうがなくゆずるんです。
そうした方が自分がスッキリするから。
映司もたぶんこういう感覚で人助けしてるんですよね。
自分は良いコトしてるって言う気持ちが皆無なんですよ。
ここが共感持てます。
で、今回サイ、ゴリラ、ゾウのコンボに変身しました。
ゴリラみたいに胸をゴホゴホ叩いて敵を近くに引き寄せてなんか良くわからない倒し方でしたね。
パワー系だからもっと接近戦にしてぶん殴るアクションとかの方がカッコイイのになあと思いました。
っつーかパワー系の倒し方ってある種見せ場だと思うんですけどねぇ。
特撮を使った迫力のある格闘ってどうしてやらないんだろう?
今の技術ならできると思うですけどねぇ。
なんであんなややこしい倒し方にしたんだ?
あと鴻上ファウンデーションのパートにいまいち入っていけない自分もいます。
もっと主人公サイドの話が見たいなあ。
以上。