血液型占いと大人のルール

「もしかしてOOさんの血液型ってA型?」
初対面の人と話すトキや飲み会の席、または女性を口説く方法などなどで、かなり頻繁にでてくるこのフレーズ。あなたはどう答えているだろうか?この日本という社会で生きていると、必ず避けては通れない質問の一つだ。もしあなたがB型の場合どう答えているだろうか?次の質問に答えよ。(5点)
1「え?違うよオレB型だよ」
2「え?なんで分かったの?超すごーい!」
3「オレ血液型占いとか信じないよ。そもそも血液で人の性格を判断なんてナンセンスだと・・・」
正解は2の「え?なんで分かったの?超すごーい」である。
「アホか!そんなものに答えなどない!」と言ったあなたはまだ社会のルールを知らない新参者だ。大人の答えとしては断然2に<決まっている>のである。そして三角の答えは1。間違いは3だ。
大人とは、なるべく場の空気を乱さない人のことを言う。逆に、いちいち喧嘩腰に答えるのはこの社会では子供なのだ。3と答えた人よ。学校を卒業しても尾崎豊の言うような<支配>からは<卒業できない>というコトを覚えておくとこの先少し便利だ。(無職の人間に言われたかないだろうが)
要するにこういう質問は相手を気持ちよくさせればいいのだ。別にその場で<血を採る>ワケでもあるまいし、「うんうん」と笑顔で頭を縦に振ってりゃ済むコトだ。そしてもう一つコノ話をするにあたっての大人のスキルだが、<つまんない話を我慢して聞く>というのがある。つまり気を良くしたその人はどんどん<あなたはこういう人だということを当てに>かかってくる。その話の流れは<りんご・ゴリラ・ラッパ・パンツ・>と言うしりとりをやっているくらい定石でつまらないが、これさえクリアできたならあなたはもう立派な大人だ。
ちなみに私は<我慢して聞く>と言うのが苦手で、ムリヤリ話を変えようとして相手をシラケさせるコトもしばしばだ。まだまだ子供の僕ちゃん。
こんな私何型だと思う?当ててみて?うふ。