右脳左脳で右往左往の巻

fujigelge2004-07-03

世の中には2つのタイプの人がいる。
それは。
<右脳の人>と<左脳の人>だ。


あ。それはそうと「世の中には2つのタイプの人がいる」みたいなの初めて使った。
他に「この世には大事な事が3つある」とかいうやつ。
なんかそう言われたら「お!?」って思うでしょ?
で、聞いてみたらそいつの都合のいい理論だったりするやつ。
中谷彰宏とか頻繁に使ってそうなやつ。
みんな騙されないように気をつけようぜ!

閑話休題

右脳の人か左脳の人かと問われれば、たぶん私は左脳の人間なんだろうな。理屈っぽいし。でもそのほとんどが屁理屈だけど。
あ。今思い出したけど、ケーシー高峰っていう医学漫談やってる芸人さん(若い人知らねぇだろな)のネタで

「あなたこの件どう思う?」
てババアに聞いて、ババアが口ごもってると、
「あなた言語障害?」
って突っ込みを入れる。客爆笑。
で、すかさず脳卒中は怖っていう話をしだして
「左脳をやられるとこうなる」
って言って右半身をケイレンするマネをする。
「まるで踊ってるみてぇだろ?」
って客に問うとジジイとババアが
「うんうん」
って感じになる。で、ケーシーがすかさず、
「これがホントのさの(左脳)よいよ〜いってんだ。」
って言うのを思い出した。

閑話休題

私は多分右脳なんてほとんど使ってないんじゃないか?って思う。そういう自分独自の感性の部分とか発想力ってお手上げみたいなトコがある。すぐに理屈で考える節がある。
でも音楽とか映画とか漫画とか理屈抜きに「スゲェ!」っていうのもあるんで世の中気が抜けない。そういうの作る人ってホント拍手を送りたくなる。
かといって、そんな人を目指してるワケでもないけど。(だって無理だもん)
荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険っていう漫画描いてる人)は右脳と左脳のバランスの取れた人って勝手に思っている。
彼の代表するアイディアに<スタンド>というモノがある。
この<スタンド>要するに<自分で操れる背後霊>みたいなものだ。
彼がこのアイディアを思いついた過程が面白い。
「超能力っていつも納得がいかなかった。誰も触ってないのにコップとか動くわけないって。絶対誰かがコップに触らないと物体は動かない。だから僕が考えた新しい超能力は、例えばコップを動かしたいと念じれば、後ろから<超能力者しか見えない人>が出てきて、そいつがコップを動かすのだ。一見するとそれは<触ってないのに動いた>ように見えるでしょ?それだったら自分も納得して描けるからね。」
と言っていた。なんかその発想と理屈ってスゲェなって思った。
私は彼を尊敬している人の一人だ。
だってそんなのアイディアっていうか、もう発明の域だよ。
因みに<スタンド>の語源は<スタンド・バイ・ミー>からきてるらしい。