fujigelge2004-08-13

オス!おらヒトラー
毎日暑いけど、ヒムラーの<人骨椅子>見たら暑さもふっとんだぞぉ。おら今どんな暗号も解読できる<エニグマ>って言う暗号解読器を作らせてるんだ。よーし!コレさえあれば100人力だ!完成するまで出来るだけ仲間を増やしていてくれ!ゲッベルス!!じゃあまた会おうな!


みんなびっくりした?ウソウソ。ホントは藤寿男だよ!ヒトラーのブログだと思った?驚かせてごめんね。
手抜いていいとも!なんて言って、2日も日記サボっちゃった。えへ。(肩をすぼめて舌を出す)
実は私身内の不幸で<お葬式>に行っていたのです。
いやー。もう大変だったね。お葬式。
この暑さだからなあ。正直逃げ出したくなった。だってお寺の中クーラーないからね。で、お葬式の主役というか亡くなったのは、私の<おじさん>にあたる人。
あんまり面識はないんだけど、お葬式だからさしもの私も<厳粛>な態度でしたよ。
ちゃんと<走り回ったり大声あげたり>せずに静かにお経聴いたりしてたし。
でもこの<厳粛>なムード壊す人っているのな。もうその人のおかげで<厳粛ムード>がもう<だいなし>。
その<ムード>をぶち壊しにかかったのが<坊さん>だったから手がつけられなかった。
正確に言うと<尼さん>なんだけど。
この尼さん何がマズイかって、話によるとちょっと<ボケ>かかってるらしいのよ。言うなれば芝居だったら<メイン・アクター>の頭が<イっちゃってる>ワケだからな。もう<MC>がグダグダの結婚式みたいなもんですよ。そりゃあもう大騒ぎさ。(「港のヨーコ・横浜横須賀」の宇崎竜童っぽく)
その尼さん<お経>はちゃんと読んでんだけど(もしかしたらお経も怪しいかもしれない)、お経読み終わるたびに<軽い説教>はさみやがんの。まあ、坊主の説教って私嫌いじゃない方なんだけど、何が困ったかってその説教<何回>もすんのよ。
「その話さっきも聞いたよ」
みたいな。しかも<かなりグダグダ>。コール&レスポンスの<レスポンス>いちいち求めてくるんだけど、<コールオンリー>って感じ。当たり前だよ。<葬式>だぜ?
マジでこのお寺で<ドリフのコント>の収録してんのかな?って<カメラ探した>もんな。この<尼さん扮するばあさん>も<志村けん>かな?って疑ったね。
私だけじゃなく、他の身内もかなり<イライラ>してたよ。だって仏様が極楽行けるようにって言う儀式なのに、寺ん中スゲー暑くて<地獄>だったからな。
それが<お通夜>の話。
で、肝心のお葬式になったらお通夜より<スパーク>し始めてもう大変。<笑い>って<緊張と緩和>っていうけど、その<セオリー>通りだったな。
まず、お葬式始まったらその<ばあさん>の他に<尼さんと坊さん>3人連れてやってきたワケ。そんで4人でお経読むんだけどその内の1人の<若いにいちゃん>が、お経なのに<かなりの音痴>なの。
あり得ないでしょ?<お経が音痴>って。
良く歌の下手な人に、
「お前の歌お経みたいだな」
って言うでしょ?あれちょっと<改めた>ほうがいいよ。<お経音痴>っていう人がいるから。
もう<笑い>こらえんの必死だった。私の姪っ子も<爆笑>をこらえてた。今度は<ドッキリ>かと思って<カメラ>探したもんな。
で、その<ウザいお経>も終わって仏様に最後のさよならをする為に<おじさんの棺桶>に花とか入れるんだけど、そのおじさんの表情が<落語家の宣材写真>みたいな<あきらかに笑わせにかかってる>顔なの。もうちょっとした<顔芸>みたいな表情。
「クッソおおおおおーーーーーーーー!!!」
って感じでコレも必死で笑いを噛み殺す。あとで聞いた話なんだけど、おじさん歯が<総入れ歯>なんで死んだトキ<入れ歯>入れてると<あんな顔>になるんだって、おばさんがそう言っていた。そう言うコトは<先に言っておいてくれ>。心構えってもんがあるから。
そうこうしてる間に仏様を焼き場に連れてって、焼いて、お寺に帰ってきたらまた<ばあさん1人でお経>。もうお通夜とかの件もあるから身内の何人かは、
「また同じコト言うんじゃないのか?」
みたいな話になった。もちろん私もその辺は
「少し覚悟しとかないとな」
という心構えが出来ていた。
でもコノ<ばあさん>やるね。思いもよらないとっから<パンチ>繰り出してきた。
やっぱり昨日と同じコト話だしたんだけど(もちろんグダグダ)コノばあさん急に経典にあるやつかなんか知らないけど、<歌を歌いましょう>って言い出したの。で、
「みなさんも歌って下さい。<いい歌>なんです」
とか言ってその<歌詞>を書いた<黒板>持って来て<歌>を要求。そこに居合わせた身内一同<ちょっと待ってくれ>っていうオーラをいっせいに放つ。しかもその歌<4番>まであると言うからやってられない。
しかし、<ばあさん>そんなの構わず急に歌い出す。しかもかなりの<おもしろボイス>。<ファルセット>どころじゃない<ファルセット>で<独唱>。もう身内の誰もが、コノ<ばあさん>に付いて行けず。なんか寺ん中<スゲーつまんねぇバンドのライブ見に来た客>の雰囲気。
また必死に<笑い>をこらえる私。そんで隣にいた<姉>をチラっと見たらやっぱり<笑い>を噛み殺している。2人でお互いの<笑いを噛み殺している>姿を見て<さらにおもしろくなる2人>。
しかもそのババ・・・いや<ばあさん><4番>まであるって言う歌を<2番>でやめる。
もし、家の家系に<吉本の芸人>がいたなら確実に<コケてる>場面だ。
「終わんのかえぇーーー!!!」
みたいな。
そんなこんなで<ズッコケお葬式>も無事終了。
でも終わって一番印象に残ったのは、亡くなったおじさんの奥さん、つまり私の<おばさん>の御言葉。
「いっこも涙出えへんかったわ」
だった。
そりゃそうだろ。