ゲーマーズ・ナイト

fujigelge2004-08-29

えー。幻想水滸伝4のエンディングをやっと迎えました。
感想としては
「んんんんん・・・・」
って感じ。
ストーリーもゲームとしても普通って感じ。
なんだったら両方若干<かったるい>とすら思った。
まあプレイし終わった後、<原点回帰>って言う製作者側の意図も若干見えて
「いや、言いたいコトは分からいでもないけど、もうちょっとワクワクドキドキさせてくれへん?」
って感じた。
で、いろんなトコ目をつぶったんだが、私が1番憤慨したのは主人公の親友という設定で登場した<スノウ>って奴の存在だ。
前の日記でも書いたんだが、この男がストーリーを左右する重要な役割だとばっかり思ってた。したら蓋開けたらヤッコサン只の<ヘタレ>でやんの。
もう「うわっちゃーーーー!!」って風。
ストーリー中かなり引っ張ってたキャラじゃん!もっといろんな話こいつ使って出来ただろうに!嗚呼もったいない!!
もし私が<編集>で、こんなネーム持ってきたら完全に<ボツ>だよ。
「つまんない。やり直して。」
って。
いたって普通の声のトーンでつき返すよ。(オレがされたようにしてやろうか!それとも蝋人形にしてやろうか!?)
あと敵役の<トロイ>って奴の扱いも
「ココはもっと盛り上げろよ!クライマックスんトコは!!ムービーシーンが凄いってのは分かったから!!!」
って感じ。
なんか最近のゲームって<ムービーシーン命>って感じで個人的にはどうなん?って思うな。どうせやるんだったらもっとテンポのいい構成じゃないと話入り込めないよ。
別にこっちは<リアル>なんて求めてなくて<おもしろいゲーム>がしたいだけなのに。
だから<バイオハザード>の製作チームが<ゲームキューブ>に行ったりするんだよ。
こういう乱発するムービーシーン見ると、そこのチームの偉いさんみたいな人が言っていた
「あそこ(任天堂)は<ゲーム屋>ですからね。他は<ゲーム屋>じゃないでしょ?」
っていう言葉を思い出す。
たぶん<幻想水滸伝>のファンじゃなかったら全然つまんないゲームだと思うなあ。
一応ファンだからそれなりには良かったと思うけど、この<それなりに良かった>っていう私のコメントもこのシリーズ好きだからかなり<フォロー>にまわってる感想だ。
ちょっと今のゲーム業界について<プロレス団体>で例えてみたいと思う。解り辛い例えだと思うけど。
<ムービーシーンてんこ盛りのゲームはWWE
で、
<ゲームとしておもしろいゲームはノア>
だ。
このWWEっていうプロレス団体はアメリカで活動しているプロレス団体で、<試合>ではなく格レスラーの起こす<ストーリー>で客を沸かす団体。
一方<ノア>は格レスラーの<ストーリー>より、あくまで<試合>で客を盛り上げる団体だ。
どっちが好きかは人それぞれだが、<飽きが来ない>のは後者で、どっちが<本分>かというとやはり後者だ。(解りにくいか?やっぱ)
何が言いたいのかと言うと、いくらゲームで素晴らしいCGが作れるようになったとしても現段階ではまだまだ映画の方がクオリティーは上だと言うコトだ。もし<ゲームで映画を超える>って思っていたならそれは向かう方向が違うと思う。それは<レスラーが役者を超える>と同じ方向だと思うのだ。ゲームにはゲームの良さっていうのもあるから、そっちを頑張って欲しいと思うんだけどいかが?
<幻水>の話に戻るけど、ストーリー的に言うと<幻想水滸伝:外伝>の方がおもしろかったぞ?<外伝>はテキスト・アドベンチャーのゲームだったんだけど、あっちの方がストーリーおもしろかったしワクワクドキドキしたな。それはたぶんおもしろいストーリーに力を注ぐタメに思い切って<テキスト・アドベンチャー>にしたコトだと思う。
結局<4>に<外伝>の主人公だった<マッシュ>は出て来なかったな。ガセだった。だって<1>から150年前っていう設定だったし。
で、イマイチって言うのはバッド・エンド見たからじゃないの?って言われそうだけど、こちとら<108星>ちゃんと集めて迎えたグッド・エンドを見たのだ。(このシリーズ<水滸伝>って言うぐらいだから108人仲間がいる)
そのグッド・エンド見たさにクリアすんのにかなり時間食ったからな。
ああ・・・・。今日は<幻水4キャラ萌え萌えベストテン>っていう内容にしようと思ったけど愚痴で終わっちゃったじゃないか!もうっ!!プンプン!!!(珠緒っぽく)

画像:こいつが問題のヘタレでボンボンのスノウ。