ハーモニー

fujigelge2004-09-08

昨日はBSアニメ夜話も見た。
あの名作<ルパン三世カリオストロの城>について1時間語るっていう番組。
で、今日もまたあの名作<あしたのジョー>について語るらしい。
やっぱりこの作品語るんだったら、<出崎統の演出>について語られるんだろうなあと予想してみる。
この<出崎統>という人は
家なき子(ハウス名作劇場じゃない昔のやつ)>
エースをねらえ!
<宝島>
ガンバの冒険
という、私が当時ハマリにハマったアニメ作品に参加していた人だ。
この人があみだした手法かどうか詳しくは知らないんだけど、<出崎演出>の特徴的な手法<ハーモニー効果>についても語られるんだろうな。
この<演出テクニック>はどういうものかと言うとクライマックスの場面になると<一瞬紙芝居>のような<静止画>になるっていう手法。
彼の携わっている作品には<必ずって言っていいほど>コレが使われている。
コレが作品のクライマックスに差し込まれると<燃える燃える>。
「うおおおお!!来たあああクライマックス!!」
って感じ。
やっぱ<あしたのジョー>に関しては<力石戦>で見せた<アッパーVSダブル・クロス>の演出は最高だったなあ。漫画より興奮したもん。
思い出しただけで失禁するよ。
<出崎演出>の肝っていうのは<スローシーン>にあると私は勝手に思っている。
あの<梶原一騎の長いネーム>にこの<スローシーン>を入れるコトによって、緊張感を削がない<スピーディー>な展開に仕上がっていると思うんだけど他の人もそう思ってんのかね?
他の<家なき子><エースをねらえ!><ガンバの冒険>はもっと完全な静止画を使って<スピーディー>な効果やら<心理描写>を表していたけど、コノ<あしたのジョー>は<スローシーン>が素晴らしい作品だった。(あしたのジョー2では、もっとこの<ハーモニー効果>使われてたな)
今日はそのコトについてたぶん語られると思うから楽しみだ。
まさかそのコトに触れないってコトないよな・・・・・。
楽しみに11時を待とう。
最後に私が大好きな<ガンバの冒険>のエンディング・テーマ<冒険者達のバラード>のシビレル歌詞を書いて終わりたいと思います。

逆巻く波と閃く空が、ガンバと仲間を打ちのめす
「旅はもうこれまでだ、冒険を打ち切ろう」
けれど、ガンバは指さした
小さな島を
カモメは歌う、悪魔の歌を
帆柱に朝日は登る
けれど夕陽は、お前と仲間の
ドクロを映す

うう。シビレル。