悪の華

えー。昨日のとても回りくどい決意とともに購入いたしました人造人間キカイダー。
早速１９話まで見ました。
このキカイダーをよく知らない人の為に少し説明をすると、この作品は昭和４７年〜昭和４８年まで、全４８話続いた特撮ヒーロー作品である。
どんな話なのかあらすじを説明すると、光明寺博士の創ったアンドロイド＜ジロー＞が悪の組織＜ダーク＞に立ち向かうと言う話である。
＜光明寺博士＞とその娘＜ミツ子＞はダークで働かせられていたのだが、ダークのその卑劣なやり方にある日裏切りを決意し＜人造人間ジロー＞を創る。だが、ダークはその事に気づき、光明寺親子を襲う。しかし人造人間ジローは実は＜正義のロボットキカイダー＞だったのだ。そしてジローと光明寺親子はダークから脱出を試みるが光明寺博士は捕まってしまう。そして、脱出に成功した＜ジロー＞と＜ミツ子＞とその弟＜マサル＞もダークのアンドロイド集団＜ダーク破壊部隊＞に狙われるも、ジローはその大切な人達の為に戦う。だが、ダークに捕まった光明寺博士は自力で脱出を謀るもひょんなコトから記憶喪失になり・・・・・・・
う〜ん・・・・なんかこうもっと簡単な説明のしかたってないかなあ・・・・・
そうだ！！
皆さん＜仮面ノリダー＞って知ってる？
昔＜とんねるずのみなさんのおかげです＞ってやつの１コーナーでやってた。
アレ。
あんな感じです。
え？
でもアレは＜仮面ライダー＞のパロディーでしかもコントじゃないかって？
何を言っているんだ！！
昔の特撮ヒーローは＜コント＞なんだよ！！！
＜仮面ノリダー＞はそのコントを再現していただけのコトだ！！！
むしろこっちの方がコントで言えば＜本家＞であり＜元祖＞だ！！！
ノリダーはヒーローモノを誇張したモノだと思っている不逞の輩がいるが、アレは誇張でもなんでもない！！
アレがヒーローと言うモノなのだ！！！
アクションシーンとかもおおむねあんな感じだ。
お前ら一体何がしたいんだ？って言うムダな動きの多いアクション。
そして怪人の＜モタモタ＞した動き。
あんな感じだ。
しかし、ここで間違って欲しくないのは、ヒーローは人を笑わせる為の存在ではない。
＜愛と正義＞を教えてくれるモノなのだ。たまたまその行為が人を笑わせているだけなのである。
漫画版＜人造人間キカイダー＞と＜人造人間キカイダー：ジ・アニメーション＞はそのテーマの重さに感動はするが、特撮作品となればどうしても予算の都合なり、タイアップなり、当時の特撮技術のおかげでコントになってしまうのは至極当然のコトなのである。
私が＜星雲仮面マシンマン＞とか＜プロレスの星アステカイザー＞とか＜超人バロム１＞が好きなのもそう言った愛嬌のあるところが好きなのだ。
しかし、ここまでコントチックだったとは思わなかったな・・・・・
では、人造人間キカイダーのハイライトシーンの紹介でも。