大きなお友達戦士/不治  第39話

fujigelge2005-01-25


前回のあらすじ。

不治は<冥界(特捜戦隊デカレンジャーファイナルライブ2005)>に行きたいが、1人で行く勇気がなかった。


声優ラジオを聴いていた男:「うおおおおおおおおおお!!!!!な・・・なんだ!!!!?こ・・・・この光は!!!!!?お・・・・オレの頭から聞こえる声はなんなんだああああああああ!!!!!!!!」
頭から聞こえる声(低音のエフェクト有り):「声優ラジオを聴いている男よ・・・・私はお前の中に封印されし戦士・・・・・今私の封印は解かれた・・・・」



主題歌:[欲心閥体(よくしんばったい)ゴッドオタク]←(六神合体ゴッドマーズの曲に合わせてみんなも歌おう!)

作曲:小田裕一郎 作詞藤寿男
GOGOオタクまんだらけ
GO GOGO休むコトなく
萌え系フィギュアがある
ヤバイぞ買いたくなる
さあ目を覚ましてくれ
欲望の使者我意弥(ガイヤー)
GOGOオタク渦巻く羞恥を
GO GOGO好奇の目を
突き破る時が来た
108の煩悩が
1つの勇気になる
深い眠りから覚めろ


(セリフ)欲心閥たあああああああああああああい!!!!!!



WOOWOOWOOゴッドオタク強い力で
ゴッドオタクマーケットを救え
見せろよゴッドオタク
その姿を
社会を駆ける亡者

          とある異空間
女神:「今ミニハンドの魂が目覚めたようです。さあ不治よ・・・・語りかけるのです。」
オレ:「で・・・・でも一体どうやって!!?」
女神:「難しいコトではありません。ミニハンドの魂に直接語りかければよいだけです。」
オレ:「ああ!!あのアニメとか漫画とかでよくある<アレ>か!!!?」
女神:「アニメとか漫画とかでよくある<アレ>です。」
オレ:「ミニハンドよ!!!聞こえるか!!?オレだ!!!不治というお前と同じ<戦士>だ!!!!」
封印から解かれたミニハンドの魂:「聞こえておる・・・・お前が不治か・・・・?」
オレ:「ああ・・・・今オレは窮地に立たされている・・・・今どう言う状況か説明する」
封印から解かれたミニハンドの魂:「それには及ばん・・・・だいたいの状況は理解している・・・」
オレ:「そうか・・・なら話は早い。オレに力を貸してくれ!!!!お前の力が必要なんだ!!!!」
封印から解かれたミニハンドの魂:「・・・・・・それは・・・・・できん・・・・」
オレ:「な・・・!!!?なんだって!!!?」
封印から解かれたミニハンドの魂:「ふふふ・・・・簡単なコト・・・・・今の私とお前に・・・・結ぶモノがないからだ・・・・」
オレ:「む・・・・結ぶモノ・・・?」
封印から解かれたミニハンドの魂:「そうだ・・・・今の私は<アニメ・声優の戦士>・・・・お前のような<特オタ>に貸す力はないのだ・・・・」
オレ:「ば・・・バカな!!!?元々オレ達は同じ運命を持った戦士のはず!!!!」
封印から解かれたミニハンドの魂:「お前はまだ分かってはおらぬ・・・・確かに私とお前は元々1つの魂・・・・しかしその1つの魂が分離し、欲心が宿り、各々の運命を背負った・・・・私が封印された時にはすでに数々の<転生>を繰り返し今のような運命を背負ったのだ・・・・それはお前とて同じはず・・・・今のお前の背負う運命とは違うのだ・・・・・」
女神:「そうでしたか・・・・あなたはもはや1つの運命を背負い不治の<次元>とは違う<別の次元>にいると言うのですね。」
封印から解かれたミニハンドの魂:「いかにも・・・・・だが・・・・コトによっては手を貸してやれないでもない・・・・・・」
オレ:「何!!!?・・・・そ・・・・それはどうすればいいんだ!!!!?」
封印から解かれたミニハンドの魂:「それは・・・・・お前のカルマを私に授ければよいのだ・・・・」
オレ:「か・・・カルマ!!!?お・・・・オレのカルマをか!!!?」
女神:「なるほど・・・・取引と言うコトですね?」
封印から解かれたミニハンドの魂:「いかにも・・・・・私にお前のカルマをよこすのだ・・・・しかれば・・・・私はお前の次元へと行ける・・・・」



              カルマとは?

つまりドラゴンボールで言うところの<気>のようなモノ。それが完全になくなれば<欲心閥体(欲望に向かう排他的な力のコト)>ができないのだ。
人間社会で言う<お金>のようなモノ。


オレ:「カルマを・・・・・・」
封印から解かれたミニハンドの魂:「お前が行こうとする<冥界>には幾らのカルマが必要なのだ・・・・・?」
オレ:「3500カルマだ・・・・・」
封印から解かれたミニハンドの魂:「では・・・・私に3500カルマを渡せばそちらの次元へ行ってやろう・・・・・」
オレ:「・・・・・・・・・・・」
女神:「不治よ・・・・確かに今のあなたの<欲心>では1人で<冥界>へ行く事は無理です。ミニハンドの魂の言う通り・・・・彼と取引をするのです。」
オレ:「・・・・・・・・・・」
封印から解かれたミニハンドの魂:「どうした・・・・?不治よ・・・・悩むコトは無い・・・・お前の今の力では<冥界>へは行けぬ・・・・早くお前のカルマを渡すのだ・・・・・」
オレ:「・・・・・・・・断る!!!!」
封印から解かれたミニハンドの魂:「なんだと・・・・?私の力がいらぬと言うのか・・・?」
オレ:「そうだ!!!」
女神:「・・・・不治・・・・・」
オレ:「確かに・・・・確かにオレは今の<欲心>のままでは<冥界>に行くことはできない・・・・だが・・・・・それはオレの弱い心がそうさせているだけ!!!!今オレは気づいた!!!!本当の勇気・・・・いや・・・・本当の<欲心閥体>とは独りで立ち向かうコト!!!!!お前の力を今借りれば・・・・オレは本当の<戦士>にはなれない!!!!!オレは強くなる・・・・もう誰の力も借りねぇ!!!!この世界(自分の世界)を護れるのは自分だけ!!!!!今それに気づいたぜ!!!!」
女神:「不治よ・・・・・よく言ってくれました。その言葉を私は永い年月を越えて待っていたのかもしれません・・・・。自分の魂に素直になる。これこそが<欲心>の極意・・・・・元々あなたにはそれが備わっているはずなのです。ただ・・・・それを目覚めさせなかっただけなのです。」
封印から解かれたミニハンドの魂:「ふふふふふ・・・・・ようやくそこに気づいたか・・・・<特オタの戦士>よ・・・・・では本当に私の力はいらぬと言うのだな・・・・?」
オレ:「ああ・・・・遅ればせながらやっと気づいたぜ・・・」
封印から解かれたミニハンドの魂:「その意気やよし・・・・・では手土産にお前の潜在能力を高める力をやろう・・・・・」
オレ:「・・・・潜在能力を高める力・・・?」
封印から解かれたミニハンドの魂:「では受け取るがよい・・・・・<最狂戦士チビノヴァの記憶>を!!!!!!」



              バシューーーーーーーーー!!!!(ミニハンドの魂から不治へと光が注ぐ)




オレ:「おわああああああああああああああああああああああ!!!!!!!な・・・・・なんだコレは!!!!?布団屋に1人で<子供用のプリキュアの枕>を買っている30男のビジョンがあああ!!!!?<子供用のプリキュアのパズル>を買う30男の姿があああああああああ!!!!!!?」
女神:「それこそが<最狂戦士チビノヴァの記憶>・・・・・1人で数々の修羅場を体験した<伝説の戦士の記憶>・・・・。」
封印から解かれたミニハンドの魂:「これでよい・・・・では私は自分の次元へと帰ろう・・・・さらばだ・・・・不治よ・・・・・」
             バシュン!!!!(封印から解かれたミニハンドの魂が戻る)
オレ:「うわああああああああああああああああ!!!!!!な・・・・なにもしていないのに<欲心>が集まる!!!!!!体が壊れそうだああああああああ!!!!!」
女神:「不治よ。耐えるのです。今あなたの欲心は想像を絶する増幅をしているのです。もう・・・・誰の目も気にしないほどの!!」


               フシューーーーー・・・・(光が収まる)



オレ:「・・・はあ・・・・はあ・・・・はあ・・・・・」
女神:「そ・・・・その腕の紋章は!!!?」
オレ:「はあ・・・・はあ・・・・はあ・・・・もう・・・・・怖いものは何も無いぜ・・・・・」





<伝説の戦士チビノヴァの記憶>を手にした不治!!!今こそ<冥界の門>を開く時か!!!?(煽り文句)  



              [大きなお友達戦士/不治]・・・・つづく(このブログはどこへ行こうとしているんだ?)
ネタにした人達ゴメリンコ☆