第1話 恐怖のグレイサイキングは地獄の使者

冒頭でトラックの運転手がご機嫌にラジオを聴いている。
すると突然ラジオの調子が悪くなり、ノイズ音が。
不審に思う運転手。ふと前を見ると、暗闇から赤い2つの光が!?
「な・・・何だ・・・アノ光は!!?」
そして近づいて行く内にその光の正体が現れた!!?
<とてもカワイイサイの着ぐるみ>だ!!!
「うわああ!!怪物だあ!!!」
運転手がそう言うやいなや、トラックに突進してくる<とてもカワイイサイの着ぐるみ>!!!
そして<トラックは炎上>。吉原も炎上。←(五社英雄
えー。解説ですが、このシーンは特撮やアニメなどで良くあるシーンの1つです。
<何か恐ろしいモノが訪れる前触れ>を表すファーストシーンであります。もう<文法>と言っていいです。
確かアニメ<ギャラクシー・エンジェル>でもこのパロディーやってたと思います。文法として。(記憶違いだったらすまん)
そして舞台はとある<ダム施設>。そこで働く2人のおじさん。
すると突然<悲鳴>が?
不審に思い、一旦事務所に戻ってみると、そこにはたくさんの仲間の<死体>が!!?
すぐさま警察に連絡を入れようと受話器を取ると、なんか<おじいちゃんの声>が聞こえる。
「はははは・・・・無駄なコトだ・・・」
その瞬間!!!事務所の床の<発泡スチール>からさっきの<とてもカワイイサイの着ぐるみ>が飛び出してきた!!!?
「俺はダーク破壊部隊で最強の力を持つグレイサイキング!!さあ!!ダムの心臓部に案内しろ!!」
驚くおじさん達。そしてその<グレイサイキング>と名乗った<着ぐるみ>が1人のおじさんに向かって、
「うおおおお!!!死ねーい!!!」
と突進!!!?
案内しろと言っておいて突進!!?死ね!!?
そのおじさんはグレイサイキングの<ハリケーンミキサー>により<体が発泡スチロールと化して>粉々に砕け散る!
その危機を察知し、もう1人のおじさんは逃げる。
しかし!!ダークの戦闘員とサイキングにあっさりつかまるおじさん。ピンチだ。
「早く言え!!腕が粉々になってもいいのか!!?」
怪力のサイキングに腕を摑まれ腕が砕けそうにもなるが、決してダムの心臓部のコトは口を割らないおじさん。ピンチだ。
すると<ダム施設>にいるはずなのに突然<悲しげなギターの奏でる音>が?
「何だあの音は!!?お前は誰だ!!!?」
サイキングの「何でそんなトコでギターを弾く!!?」と言うのを<はしょった質問>にその男は答える。
「ダークの恐ろしい野望を打ち砕く為に来た男・・・・グレイサイキング!!罪もない人を痛めつけるのはやめたらどうだ!!!」
<赤いギターを持った男>がダムの1番高いところからそう言うと、戦闘は開始した。


           第1話と言うコトもあってモタモタした戦闘。


その隙に逃げたおじさん。それを追うサイキング!!そしてそれを追うギターの男!!
そして舞台は採掘場っぽいトコへ。
「早く!!逃げて!!!」
そしておじさんは逃げた。
「こしゃくな!!俺様の破壊力を見よ!!」
岩場に突進するサイキング!!!たちまち粉々に砕ける岩!!!
だが!!その土煙からまたあのギターの奏でる音が?
良く見るとそこには<赤と青の体をした>人が!!?
「私は正義の戦士!!キカイダー!!!」
「正義の戦士!?キカイダー!!?ふざけるな!!ダークの秘密を知る奴は生かしては置けん!!やれー!!」
           

       主題歌と共に第1話と言うコトもあってモタモタした戦闘。


ひとしきり戦ったあとキカイダーは愛車<サイドマシーン>で突然逃げる。
追うサイキング。
「俺の走力は900キロだ!!逃がさん!!!」
そう言うとカメラは道路の引きの画になり、バイクに乗ったキカイダーを<900キロでチョコチョコと>追いかけるサイキング。
だが<900キロでチョコチョコ走った>ものの捕り逃してしまうサイキング。
一見<900キロ>には見えなかったが、それ以上に<サイドマシーン>が速かったのだ!!!
「ここは<ダークの基地の上>だ!!?奴めダークの基地に潜入したのか!!?」
なんと!!?第1話にして敵のアジトに潜入したキカイダー!!暴挙だ!!!
潜入者によって色めき立つダーク。
意外と<ぬるいセキュリティー>だ。
そしてさっきの<おじいちゃんの声>の主は<プロフェッサー・ギル>と言うダークの首領だったのだ!!
そしてギルは光明寺博士と言う男に潜入したアンドロイドの情報を伝えた。
「もし見つけたのなら私に報告するのだ・・・」
と。このアジトの研究室には<光明寺博士>と言う男とその娘<ミツ子>が働かせられていた。
博士がおもむろに拍手を打つと秘密の通路が!!?
そこにはさっきまで大暴れしていたキカイダーこと、<ジロー>と言う男が!!?
なんでもこの<ジロー>と言う男は、博士が<来るダーク壊滅>の為に密かに用意した<戦闘型ロボット>だったのだ。
喜ぶミツ子。これでダークの魔の手から逃れられる。
だがしかし!!ギルはその事を察知し、戦闘員を研究所によこす!!
ジローは反攻するも、その衝撃で研究所は崩れ、火の海と化す!!!
「ジロー!!私のコトはいい!!早くミツ子を!!」
光明寺博士にそう言われ、やむなくミツ子だけを連れ、ジローはサイドマシーンでアジトから逃げる。
だがしかし、だがしかし!!運転中に<不気味な笛の音>がジローを苦しめた!!!?
全てのダークロボットには<ギルの笛の音を聴けば凶暴化する>と言う細工が施されていたのだ!!
ジローとて例外ではなかった!!!
だが、ジローの中には光明寺博士が組み込んだ<不完全な良心回路>のおかげで、凶暴化する自分を食い止められるも、その代償としてとてつもない苦痛を味わうコトとなるのだ!!
ダークの奴隷となるか、正義を貫くか苦しむジロー!!!ピンチだ!!
その苦痛から辛くも逃れ、ダークを裏切ったミツ子の弟<マサル>をダークの魔手から救うために、一旦ミツ子の家に寄る。
しかし、着いてみたものの、すでにマサルはダークによって捕らえられ、<吊り橋に吊るされる>。
助けに入ったが、橋を爆破された!!!
しかし、ジローはキカイダーに変身し、間一髪マサルを助け出した!!
キカイダーを倒したとぬか喜びするサイキング。
するとまた<ギターの音>が!!!


           
        戦闘員に向かってサイドマシーンを暴走させると言う少し品のないアクション


そしてサイキングとタイマン。
<大車輪投げ><ダブル・チョップ><電磁エンド(でもこの時は1話と言うコトもあって「電磁エンド」ではなく「エンド」と言っていた)>と言う必殺技でサイキングは口ほども無くスクラップ!!!
なんかオレでも勝てそうだ。
・・・いや!!キカイダーが強すぎるからそう見えるだけなのだ!!!流石だ!!!
やっと強敵サイキングを倒し、戦闘が終わると、ジローは何故かミツ子とマサルを置いて<バイクでどっかへ行く>。
え?
なんでって?
一緒にいりゃいいじゃんって?
・・・・まあヒーローは孤独なモンなんだよ!!!分かれよ!!!
そして〆のナレーションが入る。

謎の秘密結社ダークと戦う為に生まれた正義の戦士キカイダー!それを追うダーク破壊部隊との恐るべき死闘が始まるのだ!!行け!キカイダー!!赤いギターの青年ジロー!!


とまあこんなトコで第1話は終了。
突っ込みどころはコレ読んで一杯あったと思うけど、そこら辺は<各自でいろいろ突っ込んで>みて下さい。
長くなったが今回は流れを紹介したかったので細かくいきました。次からはもっと軽めにいきたいな。うん。
<みんなそんな興味無い>だろうし。
うん。
では、次はいつになるかは未定だが、次回予告でも。

謎の秘密組織ダークの繰り出す破壊部隊の次の強敵は、<グリーンマンティス>。岩を打ち破る電気ノコギリ。
次々と姿を変えジローを襲ってくる!!
ギル教授は、続々と卑劣な罠を張ってジローを危機に陥れる!!
危うしジロー!!
逆襲しろキカイダー!!

しかしこいつら<岩砕く>の好きだなあ・・・・。
以上。