いやがらせ?

fujigelge2005-04-23

今日はこの前私の<電影少女>15巻と引き換えにミニハンド氏に貰った、<ジョジョの奇妙な冒険>の16・19・23・24・25・29・30巻を読む。
いやー。やっぱおもろいな。
ジョジョ
私<ジョジョ>は1巻から全巻揃えてたんだが、とある理由で数年間なかったのだ。
だから読むのはかなり久々。
内容はもはや<言わずもがな>なんで言う必要はないだろう。
しかしこの漫画私何回読んでんだ?って感じだ。
しつこいぐらい読んでるな。
特にキャラクターの人生哲学と言うか、考え方に魅力がある。
1つ今日はジョジョ話でもしようと思う。
では、そんなジョジョ好きの私が気に入っているキャラクターの人生哲学を紹介いたします。
まず1人目は、この漫画に出てくる主人公達の敵<ダービー>と言う男。
こいつは、<ギャンブルで勝てば人の魂をコインにできる>と言う能力のあるスタンド使い
こいつの哲学は
イカサマはバレなけりゃいい」
というもの。
一見単純な考え方のように思うが、だいたいの場合こう言う考え方の奴は、自分がそう言ったにもかかわらず、自分のイカサマを見破った奴に逆恨みするものだ。
しかしダービーは違う。
ダービーは主人公<承太郎>とポーカーで対決した時、イカサマ<セカンド・ディール*1>を見破られ、指を折られるのだが、その時ダービーは自分の哲学に忠実にこう言う。

「さすがだ・・・・イカサマは心理的盲点をつくこと・・・・・目がいいだけではイカサマとは分からない・・・・おれのセカンド・ディールを見やぶるとは、みくびっていたようだ。どんな相手だろうとなめてかかってはいけないと言う教訓として反省することにしよう・・・・・この指はその罰として受け入れよう」

と言った感じ。
イカサマはやるが、自分の哲学は絶対に曲げない潔さがある。
あとおもしろい考え方の奴は、これも主人公達の敵である<ホルホース>と言う男。
こいつの人生哲学は
「№1より№2」
と言うもの。
こいつは、自分は誰かと組むコトによって、自分の力が発揮できると言うコトを知っているのだ。
だから絶対にリーダーと言う立場にはつかない。
そんな考え方を持った彼が仲間の№1を失って、1人になった自分が敵に襲われ、ピンチになったトキのセリフから。

「こ・・・こいつにはかなわんぜ!おれ1人じゃ完璧不利!ここは逃げて、次の機会を待つぜ!おれは誰かとコンビを組んではじめて実力を発揮するタイプだからな・・・・「№1より№2!」これがホル・ホースの人生哲学!モンクあっか!」

コレも一見軟弱な印象を受けるが、<自分を知ってる人間>と言う意味では凄い奴だ。
中々言えないよ?こんなコト。
で、次は私の大好きな主人公と供に旅をするハメになった<野良犬の帝王>犬の<イギー>。
こいつは品種は<ボストン・テリア>で、ちっちゃくてカワイいんだが、人間を小馬鹿にしてる賢い犬のスタンド使い
こんな犬っコロにも人生哲学がある。
それは
「自由気ままに、なんのトラブルもない人生をおくる」
だ。
犬っコロの人生観にとても共感する。
私も素通りできるなら、トラブルは回避したいと常々思うな。
しかし、青天の霹靂ってのも生きてりゃいろいろあるものだ。
そんな彼にもやはりピンチは訪れる。
では、敵に襲われそうなピンチに遭ったイギーのセリフから。

「し・・・・しかし冗談じゃあないぜッ!おれは<DIO*2>とかいう男とは無関係なんだぜ・・・・むりやりエジプトに連れてこられて、たまたまジョースター達と一緒になっただけなんだ!闘うのなんてごめんだぜ!おれは気ままにちょっとゼイタクして、イイ女と恋して、なんのトラブルもねえ平和な一生を送りたいだけだ。こんな凶暴な奴と一文の得にならねえ闘いをして危険な目に遭う気はさらさらねえぜッ!」

しかし、そんなコトは言うが、結局イギーは犬好きの少年を救う為に不本意ながら敵と闘い、片足を失ったりと大変な目に遭ってしまう。
しかも最後には死んでしまうのよ。
なんか切ないね。
いやー。そんなジョジョをまた読めるなんて願ったり叶ったりだね。
ミニハンドサンキューですよ。
<16・19・23・24・25・29・30巻>くれて<サンキュー>ですよ!!!
若干<続きが気になる>けど<サンキュー>ですよ!!!!!!(涙目)
この前騒音ならして近所に嫌がらせしてたおばはん!!!
今度は隣ん家に<三国志>とかの長編漫画<歯抜け>で貸してやれ!!!!
相当ダメージ喰らうから!!!!
続き読みてェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!
やっとジョジョ熱も冷めてきたのにィィィィィィィィ!!!!!
また読みたくなったじゃないかァァァァァァァァ!!!!!!!!
以上。

*1:カードを配るトキに、上から2番目のカードを相手に渡すイカサマテクニック

*2:最後のボスの名