第5話イエロージャガーの魔の手が迫る

今回は何やら女の人が、工事現場の格好をした男達と土地の開発の話をしている。
するとそこへ黄色い車が現れた。
なんかその女の人の弟らしき男の子が乗車しており、
「おねーちゃーん!!ミツコお姉ちゃんがきたよー!」
と言う。
どうやら彼女達はミツコ達を知っているようだ。
そして彼女達がミツコのところへ向かって行ってしまったその時!!
発泡スチロールの岩が破壊され、粉々になる!!!
そこには何と!!?とてもカワイイ虎のヌイグルミの姿が!!!?
そのカワイイ虎のヌイグルミは登場してきて数秒間
「ウウェアアアアアア・・・・・ウウェアアアアアア・・・・・」
と体をくねらせながら叫ぶ。
そこへ、現場にいる男達に向かって
「テーーーーール・・・・ファイヤああああああああ!!!」
と言ってシッポから火を出したぞ!!!?
おじさん達!!逃げろ!!!
ああ・・・・
燃え尽きた・・・・・
真っ白な灰になって・・・・・・。((C)矢吹丈
そしてカワイイ虎の着ぐるみはカメラ目線でこう言う。
「都市デザイナー佐久間ミキ!!いずれお前の命を奪う!!」
この佐久間ミキと言う女性は、さっき工事現場で話していた女の人のようだ。
そして舞台はその佐久間ミキと言う女性の自宅へ。
ミキはミツコ達を家に招き入れ、都市の模型を見せている。
どうやらこのミキと言う女の人は、自然と人々の調和を目的とした理想都市を築きたいようだ。
そしてそれは亡き父の理想でもあったようだ。
父の名をミキが口にすると、ミキの弟ゲン
「おとうちゃんは偉かったんだぞ!!」
なんて言い出したから、ミツコの弟マサル
「お父さん・・・生きているかなあ・・・・・」
と、おセンチになってしまった。


おっと・・・・長い間キカイダーのコーナーを放っぱらかしてたので、このミツコとマサル姉弟の目的をすっかり忘れている紳士淑女もおられるだろう。
彼女達は、行方不明になった父である光明寺博士を追って旅に出ていたのだ。


そして話は戻って、そんなおセンチになった弟を
「大丈夫。きっと生きているわよ」
と、励ます姉ミツコ。
あっと言う間に元気になるマサル
うん。
良いお姉さんだ。
しかし今度はそれを聞いた父を亡くしたミキの弟ゲンがショゲてしまった!
おセンチの伝染だ。
そんなゲンを見てマサルは気を利かせてこう言う。
「お父さんがいなくったって平気さ!ゲン!」
オヤジが生きているかもしれない子供が、オヤジがすでに死んでしまった子供を励ます・・・・・微妙なシーンだ。
いや!!マサルは良い子なんだ!!!そう言う無邪気さが良いんだよ!!!すごいよ!マサルさん!!!
そして姉のミキもミツコに気遣ってこう言う。
「ミツコもダークに狙われて大変ね。気にせずにいつでもここに居てもいいのよ」
と、まるでダークと言う巨大な悪の組織を、近所で嫌がらせをする主婦のせいで困ってる程度に
大変ね
で済ませるミキも、すごいよ!!ミキさん!!と言いたい。
と、そこへ突然現場にいた男が、血相を変えてミキにある知らせを伝えにきた。
どうも作業員4人が行方不明と言う知らせらしい!!!
・・・・・・・・・ダークだ!!!!!!!
あのカワイイ虎の着ぐるみはやはりダークの破壊部隊だったのだ!!!
一方、ダーク秘密基地ではとてもカワイイ虎の着ぐるみがダークの首領プロフェッサー・ギルに作業員を4人始末したと言う報告をしに帰ってきたようだ。
そして今回のダークの計画がここで明らかとなる。
どうもダークは現在、秘密兵器デス・ボムを開発しているらしい。
そしてそのデス・ボムは東京の汚れた空気でないと完成出来ないと言う。
・・・・・・・そ・・・・・・・そうなんだ・・・・・・なんか良く分からんが・・・・・そ・・・・そうなんだ・・・・・・。
・・・・・で、つまりは、ミキがやろうとしている自然施設(コレをグリーン計画と言うらしい)が邪魔でしょうがないってワケなのだ。
植物は空気を綺麗にするからだって。
空気が綺麗になったらデス・ボムが完成しないからな。
そんな話をしていると、プロフェッサー・ギルは作業員4人を始末したと言う話を急に蒸し返し始めた
「お前が作業員を4人もな・・・・・」
「はい」
「ほう・・・・褒めてやるぞ・・・イエロー・ジャガー!」
そう言うとギルは杖から稲妻のようなモノでイエロー・ジャガーを攻撃し始めた!!!?
って言うかコイツはじゃなくて、だったのか!!!?
そしてその電撃に苦しみながら、イエロー・ジャガーはこう言う。
「うわああああああ!!!!何故です!!!?プロフェッサーああああ!!!!?」
で、ギルはこう言う。
「馬鹿者!!!作業員の5人や4人・・・いや、100人や1000人灰にしたところで、どうにもならん!!!!」
・・・・うん・・・・・オレもそう思う
ギルはこのリーダーである佐久間ミキを始末して欲しいのだ。
ホントに部下に恵まれない男だ。
そして早速佐久間ミキを始末しに行くイエロー・ジャガー
「ウうぇああああううぇあああああ!!!」
と言いながらミキとマサルとミツコを追いかけるイエロー・ジャガー!!!
ピンチだ!!!
しかし!!!!!
みんなは誰かを忘れてない?
このコーナーはなんて言うコーナーだった?(聞き耳を立てる)
そう、キカイダーのコーナーでしょう!!?
みんな好きなんでしょう!!?
キカイダーが好きなんでしょう!!!?
恥ずかしがらずにそう言っちゃいなよ!!!!
告白しちゃいなよ!!!!
と、言うワケで我等がキカイダーことジローの登場だ!!!!
ミキやミツコ達をキカイダーに変身して無事逃がすジロー!!!
流石だ!!!
「ダーク破壊部隊だな!!?」
そう言うとジローはジャンプして崖の上へ。
さあ!!!バトルの始まりだ!!!!
そしてキカイダーはこう言う!!!
この勝負!!!預けておく!!!
って・・・
ええええ!!!???
変身しただけだぞキカイダああ!!!
お前はラブホテル入って
私・・・やっぱり帰る・・・
って言う女かっっ!!!!!?
だってまだナニもしてないじゃないか!!!!
キスぐらいさせろ!!!!(え?)
そしてそのまま愛車サイドマシーンに飛び乗って、トンズラしたキカイダー・・・・・・。
イエロー・ジャガーそして僕は途方に暮れる状態。
で、ミツコ達と合流したジローは行方不明の光明寺博士の情報をミツコに話す。
「この工事現場で、光明時博士が働いていたと言う情報をつかんだんだ」
って・・・
ええええ!!!???
ロボット工学の権威光明寺博士工事現場で働いていただって!!!?
肉体労働!!!?
・・・・・・・良くわからん人だ・・・・・・。
しかしすぐに辞めたらしく、もしかしたら似た人かもしれないと言うコトで、確かな情報ではないらしい。
まだ博士の足取りはつかめないようだ。
一方キカイダー
「私・・・・帰る・・・」
とスカされたイエロー・ジャガーはダーク基地に戻り、ギルにあるアイテムを渡される。
その名も死神ベルトと言う爆弾装置。
なんか凄そうだ。
で、どれくらい凄い爆弾かを実験する為にガラス張りの部屋を用意するギル。
その部屋にはカワイイ子猿がいる。
しかしその首には死神ベルトが!?
ギルは戦闘員にその部屋の中へ入れと命令する。
命令のままに部屋に入るとその戦闘員は、子猿を抱きかかえ、ちょっとよしよしと撫でてあげている
なんかコイツ良い奴だと思ってしまった。
でもその5秒後にドッカーーーーーーーン!!!!
木っ端微塵になって可哀想な戦闘員。
結局どう言う仕掛けかと言うと、この死神ベルトを付けた者を抱きかかえたりすると、5秒後に爆発すると言う仕掛けなのだ。
そしてそのベルトを付けさせる相手に選ばれたのが、あのミキの弟ゲンと言うコトなのだ。
つまり、ミキなら弟を抱く機会があるとギルは踏んだのだ。
そしてミツコ達の味方でもあるドンクサイ私立探偵服部半平が登場。
愛車スバル360で踏み切りを待っていると、いつの間にか助手席に怪しい男が半平においしいバイトを持ちかけてきた。
金に汚い半平は即OKをする。
ぶっちゃけた話、半平に死神ベルトをゲンに付けさせると言う計画だ。
で、あっさり
キカイダーみたいだー!」
と言って、半平から死神ベルトを貰い大喜びのゲン。
すかさず、イエロー・ジャガーはゲンを襲う。
そしてすかさずジローとミツコとミキがゲンを探し当てる。
何も知らずにゲンを抱っこするジロー!!!
危険だ!!!
でも、
「ピピピピ・・・・」
と言う音を不審に思いすぐに死神ベルトを放り投げるジロー。
・・・・・・・ああ・・・・
なんてドンクサイ組織なんだ・・・・・・・。(涙がキラリ☆
怒ったギルは奥の手のジローを苦しめる笛を吹く!!!
この笛の音はジローの良心回路を狂わす機能があるのだ!!!
ピンチだジロー!!!!
でも湖に飛び込んで笛の音をシャットアウトし、あっさり変身して克服する。


           
         相変わらずモタモタした動きのダーク破壊部隊(イエロー・ジャガー


イエロー・ジャガーの必殺技テール・ファイヤーそんなに気にするコトもなく必殺技のダブルチョップ大車輪投げでタコ殴りにするキカイダー!!!
よし!!!このまま電磁・エンドでトドメだ!!!!
しかし!!!イエロー・ジャガーの腰には死神ベルトが!!!?
でもすぐにキカイダーに気づかれて電磁・エーーンド!!!!!

            
            
で、やっぱりジローはまたミツコ達を放っぱらかして1人でまたどっか行く。

ナレーション
ダークの恐るべき罠を打ち破ったジロー。
しかし、ダーク破壊部隊残る強敵は牙を研ぐのだ。
戦えジロー!!行け!!正義の戦士キカイダー!!!

今回は脚本は長坂氏だったので得意の爆弾ネタでした。
いやー。
やっぱコレ書くのしんどいわ。
じゃあ次回予告!!

光明寺博士を探し歩く、ミツコマサル姉弟の前に現れる、ダーク破壊部隊その名もブラック・ホース。
その強力な武器電子破壊装置は、一瞬のうちに人間を消す。
立て!ジロー!!正義の為に!!
だが、ギルの悪魔の笛と、自分の良心回路の中で、ジローは追い詰められていく。

チェインジキカイダー!電子破壊か?大車輪投げか?
戦えジロー!!!行け!!僕等のキカイダー!!!

えー。
次回をご期待下さい!!!
以上。