チャンバラの華
さっきテレビでやってた緋牡丹博徒お命戴きますを見た。
この映画は緋牡丹シリーズの第7作目とのこと。
緋牡丹シリーズって藤純子が主演の渡世モノのアレですよ。
第7作目って言うトコで、まあこんなモンかな?って言う感じだったが、第1作が見たくなったなあ。
どんな映画かって言うと藤純子萌えって言うだけの映画。
アレ?
言いすぎ?
でも少なくとも当時の角刈りした兄貴達はコレ観て萌えてたはずだ。
私は角刈り兄貴じゃないけど。
この緋牡丹お竜の萌えどころはやっぱ藤純子の話す九州弁だな。
あと戦闘少女って言うか、戦うハクいスケってトコもグッとくるな。
いや、東映の女ってトコですでにグッときてる感もあるなあ。
ホント東映っ子の私。
でもVシネマ系の女はダメなんだけど。
あと高島礼子もダメだねぇ。
なんか品がなくて。
こう言うのは清潔感のある女が、ゲスい奴等に静かな復讐の炎を燃やすトコに萌えるんだよ。
だからアバズレ感漂う極妻シリーズなんて問題外ですよ。
それに比べお竜の上品なこと。
アバズレ感皆無だね。
私濡れ場とかある映画って烈しく激しく萎えるタイプだからなあ。
こんな文句の多い私ってわがままかしら?
このシリーズたまにテレビでやってたら見るのよね。
なんか分からんが、ホントこう言うの好きだわ。
市川雷蔵と田村正和の眠狂四郎シリーズとかね。
でも市川雷蔵の眠狂四郎って見てたらホントに眠たくなるぐらいチンタラ話進むんだけど。
実際何度も寝たよ。
でもテレビで見つけたら見てしまう。
しかも話ほとんど憶えてないし。
でも好きなんだよなあ。
そんでテレビシリーズの田村正和の眠狂四郎は大好きだったな。
で、その最終回が凄かったね。
何が凄いってお話が終わったとたん急に舞台が何故かフランスのパリの映像に変わるのよ。
そんで当時かなり美青年だった正和がそのパリに私服で現れるんですよ。
「え?」
ってこっちが思ってたら急に正和今までの眠狂四郎について語り始めんの。
「僕は今パリにいます。狂四郎は僕にとってとても大きなステップでした」
みたいな。
私数秒間あっけにとられたね。
なんかヤオイっぽい空気プンプン匂わせた終わり方だったなあ。
あ。
話脱線したな。
なんか昔の時代劇ってなんか見るねぇ。
たぶんこう言う雰囲気が好きなんだろうな。
サントラを軽くステレオで流してるだけみたいな。
だからそんなにこだわった見方もないんで、感想書こうにもヌルいったらありゃしない。
藤純子萌え!
以上!
ってなもんですよ。
あ。
あと共演してた鶴田浩二も渋くて良かったなあ。
私渋いおっさんも好きだしねぇ。
こう言うとアレだがそう言う薔薇っぽい意味じゃなく、格ゲーとかですぐオヤジキャラ使うタイプってコトですよ。
SNKで言うとタクマ・サカザキとかハイデルンとか草薙紫舟とか柳生十兵衛とか大好きだな。
あと思い出したけどこの緋牡丹お竜に若山富三郎が出てるんだけど、この人の主演時代劇で賞金稼ぎって言う番組があって良く見てたな。
この作品一応時代劇なんだけど、若山富三郎がガンマンって言う設定のぶっ飛んだ時代劇だったな。
想像してみ?
若山富三郎がチョンマゲの人相手にバンバン銃ぶっ放すんですよ?
しかも若山富三郎がガンベルトしてるんですよ?
シュールだ。
でも時代劇に西部劇が混ざってて当時凄い斬新に見えてカッコ良かったな。
なんかだんだん話の軸がブレまくってきたな。
まあそんなトコで、緋牡丹博徒お命戴きますを見たと言う話でした。
以上。