第6話ブラックホースが死刑場でまつ

場所はとあるドライブイン
観光バスが停まっている。
そこでそのバスが運転手の人を放って勝手に走り出した。
「おーい!!何だあの観光バスは?ここでちゃんと停まるはずなんだがなあ?」
と言う2人の運転手。
今回も何やら不穏な出だしだ。
そしてその不穏な空気を察知した客がざわめき始める。
「おい!何だ何だ!!?」
不安になった客はたちまちパニックになる。
そこへバスの中なのに聴いたコトのある笛の音が!!!?
この笛の音はプロフェッサー・ギルだ!!!
更にパニックになる客。
そんなパニック状態の客にバスガイドさんのアナウンスが更に追い討ちをかける!!!
「本日はダーク観光をご利用戴きまして誠にありがとうございます。只今より、コースを変更いたしまして、ダークの実験場にご案内いたします」
やはりダークの仕業だ!!!!
そして1人の客がバスガイドをつかみ
「おい!!なんだとおい!!どうしたんだそれは!!?」
ダチョウ倶楽部竜ちゃんのように詰め寄る。
そしてバスガイドさんが振り返ると、なんとそれはダークの戦闘員、アンドロイドマンだった!!?
どうやら今回のダークのぬるい計画は、このバスの人達を生体実験に使うと言うのが目的のようだ!!
「キャー!何コレ?こわ〜い!!」
と言う女性の声と供に、バスは一旦ガソリンスタンドに立ち寄る。
するとそのガソリンスタンドの店員も、ダークのアンドロイドマン!!!?
そしてガソリンスタンドの店員のアンドロイドマンの指示で、バスは何と地下へと降りていった!!!
なんて用意周到な組織だ。
バス1台を拉致するのにガソリンスタンドまで買い取って改造するとは。
だが、北○鮮ならもっと安価な拉致のノウハウを持ってるぞ!!!
もっと北○鮮を見習えダーク!!!!
そんでバスは暗いトンネルをすり抜け、地上に出たトコはとても牧歌的な牧場へ。
しかし牧歌的な牧場に何故かアンドロイドマンの残骸が残されている!
それを見て何故か益々不安になるバスの客。
するといきなり勢い良く土煙を上げながら、
「キィィィィ!!!キィィィィ!!!!」
と言う奇声とともに、人の身体の首の部分が馬になってて、その長い首を支える力が無くプランプランさせた、とてもカワイイ馬の着ぐるみが現れた!!!?
「キャーーーーーーー!!!!!」
と、何故かこんなにもカワイイ馬の着ぐるみなのに悲鳴を上げ逃げ惑うバスの客達!!?
そしてその馬の着ぐるみが突然1人の男の人の前にやって来て、蝶野正洋よろしくケンカキック!!!?
びっくりするくらい大空に舞う男!!!
そして馬の着ぐるみは更に暴走し、武器と思われる蹄鉄をスパークさせ、数々の人間を燃やしていく!!!!
そして舞台はダーク秘密基地のプロフェッサー・ギルの部屋。
「フフフフ・・・・ダーク破壊部隊最新鋭ブラックホース。その能力は満足できる。ブラックホースの性能データを各国に送って買値をつけさせろ」
と、その一部始終を見て、とてもご満悦のギル。
どうやらこのカワイイ馬の着ぐるみの名はブラックホースと言うらしい。
そう言えば昔、私の実家の近くにホワイトホースと言うノーパン喫茶があったな。
小学校の帰りに、締め切ったカーテンの隙間から中が見えないかなあと期待して良く覗い・・・・
         閑話休題
どうやらダークはこのブラックホースを海外で売りつけるようだ。
恐るべしダーク!!!
それと同時にギルにアンドロイドマンから脱出者の情報が飛び込んできた。
脱出者?
それは恐らく行方をくらませた光明寺博士のコトだ!!
そしてある電話ボックスから、ミツコの家に電話がきた。
ミツコが受話器を取ると、それは無言電話。
「もしもし!?光明寺ですが!!?もしもし!!?」
と言うミツコの声を聴いていたのは、行方不明だった光明寺博士その人だった!!!
なにも知らないミツコはとても気持ち悪がる。
そりゃそうだ。
で、それを見かねたキカイダーことジローが電話を代わる。
そして開口一番
「いたずらはよせ!!!」
と、とても男らしいジロー。
しかしそれを聞いた光明寺博士
「分からない・・・・・私には過去の記憶が・・・・・僅かに憶えていた電話番号は光明寺・・・・・・・」
なんと!!!?
博士は記憶喪失になっていたようだ!!!
しかし僅かに憶えていたのが自宅の電話番号だけだと言うトコがなんか分からんがスゲエ!!!
もしかしたらちょっと前話題になったピアノマンも意外と自宅の電話番号は憶えてるかもしれないぞ!!!
そして光明寺博士は電話でこう続けた。
「・・・・私の名は光明寺と言うのか?」
自宅の電話番号は憶えてるのに自分の名前は忘れる博士!!!
中学1年の英語の教科書の会話ような博士ギャグが炸裂!!!
それを聴いたジローは
「そ!!!その声は博士!!!」
と、光明寺博士博士ギャグをダイコン!!!(お笑い用語でボケの無視)
すると、光明寺博士の電話ボックスに向かって、あからさまに怪しい男達が走り寄って来る。
博士は
「あ!あの男達だ!!」
と言い、電話ボックスから逃げ出した。
ジローとミツコとマサルは、光明寺博士が無事だったコトに安心したが、何かに追われているコトを知り、電話局へどこから電話がかかってきたのかを確かめた。(そんなコト出来んの?)
で、怪しい男達が博士を見失い右往左往していると、光明寺博士はなんと4階の非常階段を階段を使わずによじ登っていた!!!!?
なんか光明寺博士がだんだんバカに見えてきた。
なんだったら葉加瀬太郎の方がこいつより博士っぽい
で、博士がそのビルの中の一室にふと立ち止まったのが、ジローとミツコの仲間である服部半平の探偵事務所だった。
そこで博士は怪しい奴に追われてるので、報酬として自分の付けているダイヤの指輪で助けて欲しいと半平に頼む。
守銭奴の半平はそれを見て即OKを出す。
博士のスーツに着替えた囮作戦で半平は愛車スバル360で逃走。
それを博士だと思い追うダーク。
まんまとダーク達を引っ掛けた!!!
一方ジローとミツコとマサルは博士のかけた電話ボックスにたどり着いたが、その前を半平の車とそれを追いかける怪しい車が横切る。
それを不穏と見て、ミツコに服部事務所で待てと指示し、車を追うジロー。
そして何故か半平は誰もいない競馬場のダートの中に車で入る。
競馬場の人が見たら憤慨するシーンだ。
そして車から降りたダークと半平の、たあいのない鬼ごっこをひとしきり見せられる。
そこへブラックホースが登場!!!
半平はブラックホースに、お前がかくまったのは光明寺博士だと教えられ、アレがミツコ達の探している光明寺博士だと知る!!
どいつもこいつもつくづくぬるい連中だ。
で、一方服部事務所では、何故か光明寺博士浴衣に着替えて、(自宅の電話番号以外)何も思い出せないとか言いながらくつろいでいる!!!?
・・・・・・・・・・・・。
なんか分からんが博士って凄い!!!
そこへ足音が近寄ってきたんで
「これはマズイ!!」
とか言ってベランダから逃げる博士!
でも来たのはミツコとマサル!!!
惜しい!!!
で、またまた舞台は競馬場。
ブラックホースに捕まった半平はすぐに光明時博士が自分の事務所にいるとゲロする!!!
博士、延いてはミツコのピンチだ!!!!
すると競馬場にギターを弾く音が!!!!?
ジローだ!!!!

           高いトコのコーナー
今回のジローの登場する高いトコは、競馬場の建物のスゲエ高いトコでした。


で、キカイダーに変身したジローは、半平に逃げろと指示を出すが、
「逃がすか!!!」
と言う声とともに、ブラックホースは半平の車を追いかける!!!
キカイダーもそれを見て追いかける!!!
競馬場のダート内で、逃げる車と、それを走って追いかける馬の着ぐるみと、それを追いかけるサイドマシーンに乗ったキカイダーの引きの画
凄まじくシュールだ。
そして明らかにヘバったブラックホースの前にサイドマシーンを回りこませ、いきなり容赦ないモンゴリアン・チョップかますキカイダー!!!


            

          本当に6話目?と思わせるモタモタしたアンドロイドマンとの戦闘


で、ジローは戦闘を中途半端に終わらせ、一時ミツコ達のいる半平事務所へ。
そこで半平のしている指輪は実は母の形見だとミツコに言われる。
それを聞いて渋々指輪を返す半平。
しかも博士を只で探してあげると宣言!!!
カッコイイ半平!!!
そして今回もプロフェッサー・ギルの元に、
「博士はまだ光明寺の人造人間に接触していません!!」
とかなんとかグダグダな計画の報告をしに基地に帰って来たブラックホース。
するとギルはアンドロイドマンにミツコとマサルのデータを出せと指示する。
データが揃うとギルは
「8月19日と言えば今日か・・・・脱走者光明寺を利用できるなあ・・・・ダークの観光バスを仕立てるのだああ!!!」
なにやら新しい悪巧みを思いついたようだ!!!
しかしダークの観光バスってなんだ?






あ。
それはそうと、ここまで誰か読んでる?
たぶんそんな奴いないと思うけど、もう飽きてきたんじゃない?
私もう飽きてきちゃった☆
でももうちょっと我慢して。
すぐ終わるから。







そしてミツコの自宅に呼び鈴が鳴る。
ダークかも?と恐る恐るドアを開けると、ドアの下に手紙らしきものを発見する。
それを読んでみると、差出人は光明寺博士だった!!!
その手紙には、お誕生日おめでとうマサルと言うお誕生カードと、バスの切符が入っていた。
もう一通の手紙には、誰にも言わずにこのバスにのって私に会いに来てくれと言う指示が!!!
それはダークの回りくどい上に良く分からん罠だ!!!
しかしミツコとマサル誰にも言わずにと釘を刺されたのに、ジローどころか半平にまで尾行を頼む!!!
ダークがだんだん可哀想になってきた!!!
すっかりダークの罠を見破りバスを追跡するジローを監視カメラで見ていたギルは、イライラの頂点に達し、
「ジロー!!!今日と言う今日はキカイダーにチェンジさせん!!!」
と言い、お得意の良心回路を狂わす笛の音でジローを苦しめる!!!
バイク上で悶絶するジロー!!!
とうとうバイクから降りて、のた打ち回っているジローのところへ、バスの他に走らせていたダークのトラックがジローを襲う!!!
笛の音が邪魔で変身できないジロー!!!
ピンチだ!!!!
でも、ダークのトラックが迫ってくるエンジン音で笛の音がかき消され、キカイダーにチェインジ!!!
ジローを轢き殺したと思った戦闘員はそのままダークのガソリンスタンドに直行。
でも実はトラックの下にキカイダーは張り付いて、まんまと牧場にたどり着く。
そしてブラックホースとご対面。
「フフフ・・・良く来たキカイダー・・・・ここはダークの実験場であり、また、アンドロイドマンの死刑場なのだあああ!!!!」
って言うか、まんまとたどり着かれて良く来たキカイダーじゃねぇだろ。
そんでブラックホースは巨大な蹄鉄にマサルとミツコを縛り上げているところをキカイダーに見せ、お前が死刑になればミツコとマサルは助けると言う。
あれ?
なんかスクラップになったアンドロイドマンが動いてるぞ?
半平だ!!!
半平がスクラップになったアンドロイドマンのふりをして、ミツコ達を助けるつもりなんだな!!
ガンバレ半平!!!
一方半平のその行動を知らないキカイダーは、アンドロイドマンのぬるいリンチに耐えている!!!
キカイダーもガンバレ!!!
あ。
半平がミツコ達を助けた。




            え?これ6話目?と言うアンドロイドマンとのモタモタした戦闘



そしてブラックホースとのタイマン!!!
ブラックホースのダルンダルンの首んトコがちぎれるんじゃないか心配になる戦闘も、大車輪投げダブルチョップ電磁エーーーーーンド!!!!


そんでジローまた1人でバイク乗ってどっか行く。


ナレーション
ダークの死刑場から危機を脱したジロー
しかしダーク破壊部隊は再び出現する
行方不明の光明寺博士に会えるのはいつの日か?
戦えジロー!!正義の戦士キカイダー!!!

いやー・・・・。
今回は盛りだくさんだったね。
途中で何度も投げ出したくなったね。
それにしても光明寺おもしろっぷりは中々だ。
これからこう言うおもしろ光明時が出てくるんでチェキですよ。
って言うかこのおっさんの生の演技を是非見て欲しいね。
じゃあ次回予告!!


ナレーション
楽しいキャンプ場に突如現れた悪魔の手先。
その名はブルスコング!
両親を殺された幼い四郎の為に、ジローは立ち向かう!
うなる鉄の鎖と強力なミサイル!
キカイダーに危機が迫る!
ガンバレジロー!!戦えキカイダー!!!
次回怪物ブルスコングが大暴れにご期待下さい!


えー。
ご期待下さい!!
以上。