情熱ではない黒い衝動

fujigelge2005-11-02

で、今日もまたぴんから体操のコト書くんでアレなんだが、昨日ぴんから体操について書かれたリリーフランキー氏の美女と野球と言う本を読みました。
別にわざわざ買ったと言うワケではなく、なんと昨日うちのメンバーがその本をたまたま持ってたんで借りて読みました。
うちのメンバー前からリリーフランキーが好きだとは言ってたが、なんたる偶然!
しかも最近買ったばっかで、まだ読んでないとのコト。
で、早速そのぴんから体操について書かれた孤高の画家と言うトコを読む。
そんで驚いたのが、ずいぶん前の話みたいだが、リリーフランキー主催で渋谷の小さい場所借りてぴんから体操の個展を開いたそうじゃないですか!!
その経緯としては、リリーフランキーがこのぴんから体操の基地外っぷりに心底惚れこみ、当時投稿写真の編集長堀川氏(だっけ?)にぴんからの他にある大量の作品を借りて、この個展を
「人の為に描きたくない*1
と言う、嫌がるぴんからを強引に説き伏せ、開いたらしい。
あ〜・・・観たかったなあ・・・・その個展。
そんで思いっきり勘違いしてたのが、私ぴんから体操っててっきりハガキに絵を描いていたとばっかり思ってたんだが、どうやらハガキではなく、チラシの裏とか、カレンダーの裏とかに描いた絵を、ハガキサイズに切って送ってたみたい。
とにかくアイドルの似顔絵を送って来る量が半端ではないらしく、投稿写真に載ってたのはその一握りだそうだ。
しかもその技法が点描だから半端な集中力ではないなあ・・・。
やっぱそんな彼のファンは私以外にも結構いたみたいで、地方からその個展を見に来る人も結構いたとか。
そんな奇妙な絵を描いていたぴんから体操だが、ヤツの魅力は絵だけではなく、絵と一緒に書いてあるポエムとも言える文章も良いのだ。
もうかなりキてますよ。
引越ししたんで、投稿写真は今実家に置いてあるから今その文章を抜粋したくてもできないのが非常にもどかしい。
一応この本にもその文章の1部が書かれているのだが、なんかそのまま書くのも芸がなくて気が引けるんだが、やっぱ紹介したいんで1部借ります。


切り取って不安ならどうしたいの あしたになれば切り取った所から黄色いシルが出てくるし 赤ではないのがふしぎだわ

これがぴんから節です。
こう言う感じの文章を毎回送るエネルギーはどこから来るんだろう?
その上点描で絵も描いてくるんだから相当キちゃってます。
そんな感じでぴんから体操の真実を知って興奮して読みました。
でも、真実は定かではないが、ぴんから体操サーファー説って言うのもあるみたい。
こう言うミステリアスな人間って必ずこう言う未確認情報が飛ぶのな。
〜説>が飛んでこそ本当の天才ですよ。
そしてその正体が分からなければ分からないほど、こっちは想像してしまう。
・・・・・・。
でもホントにサーファーだったら嫌だなあ・・・。
以上。

*1:うわ〜・・・思った通りのヤツで感動