ガンマンの祈り

fujigelge2007-05-21

昨日はGyaOで数年ぶりにマカロニウエスタンの名作夕陽のガンマンを見ました。
この作品クリント・イーストウッドがカッコイイのはカッコイイんだが、それ以上に共演してるモーティマー大佐役のリー・ヴァン・クリーフがカッコ良過ぎる!!
このおっさんがこの作品の主人公と言ってもいいぐらいキャラが立っている。
なんか夕陽のガンマン見てて思ったんですが、演出とかカットがほとんどアニメ見てる錯覚に陥るなあ。
アニメ作品がこれらに影響受けたんでしょうけど。
特に賞金稼ぎのモーティマー大佐のコスチュームやら行動やらがいちいちアニメ過ぎる。
おもしろいくらいアニメのライバルキャラだ。
モーティマー大佐は退役軍人で、普段は聖書持って牧師の服着てるんですよ。
冷静沈着で頭も切れる上、銃の名手。
銃の名手なのに、決闘では腰の銃を抜くと見せかけて袖に仕込んだデリンジャー(小型銃)で騙まし討ちしたりするんですよ。
しかも賞金首である敵のインディオに妹を殺された過去を持ち、いつも肌身離さず妹のロケットを持っている。
そんでそれと同じロケットをインディオも持ってるんですよ。(何で持ってるのかはあえて言いませんが。)
一瞬ガン×ソードのライバル(?)キャラのレイかと思いましたよ。(レイはもっとキレキャラですが。)
いや、ガン×ソードがこれに似てるんですけどね。
そんなカッコイイモーティマー大佐なんですが、それに比べるとクリント・イーストウッドのキャラクターは地味なんですよねぇ。
ただのチンピラにさえ見えるんですよ。
カッコイイコトはカッコイイんですけど。
あと、やっぱりエンニオ・モリコーネの曲はカッコイイなあ。
やっぱマカロニウエスタンは良い。
髭のおっさんしか出ないけど。
荒野の用心棒もやってくれ。
以上。