肉体言語

fujigelge2007-07-16

どうも、カンナム・エクスプレスのダグ・ファーナスです。
ウソです、ダニー・クロファットです。
ウソです、藤です。
最近プロレス熱が徐々に盛り上がってきました。
またようつべとニコニコで昔の映像を漁ってて興奮してきたんですよ。
今回探した試合は初代タイガーマスク佐山聡)と、スタン・ハンセンVSアンドレ・ザ・ジャイアントと、2003年武道館の三沢光晴VS小橋健太。
いつ見ても燃えるな。
他にもいろいろ探したけど、私が見たかった試合があんまりアップされていなくて残念。
ジャンボ鶴田が見たいの!!」
って画面に向かって叫びたいですよ。
三沢の鶴田越えとかまた見てみたいなあ。
ジャイアント馬場が実況席で感動して泣いた三沢VS小橋戦ももう1回見たい。
見たい試合がほとんど全日っていう全日っ子の私。
超世代軍で育ったと言っても過言ではないですよ。
ええ。
スタン・ハンセンVSアンドレ・ザ・ジャイアントは燃えたなあ。
ブックがあったのかどうか知りませんが、あの試合展開は盛り上がらざるを得ない。(覇王翔吼拳を使わざるを得ないっぽく)
持ち上げるだけで伝説になる巨人アンドレを、ハンセンが史上5人目となる綺麗なボディスラムでマットに叩きつけたり、盛り上がった試合を両リンエンドで客をドッチラケにさせて、空気読んですぐに無制限1本勝負に切り替えるタイミングとか見事でしたね。
あれはミスター高橋が組んだブックだったんだろうか?
最後はアンドレがハンセンにウエスタンラリアットを喰らわされて場外転落して、それに怒ったアンドレの反則負けで終わったけど、あれは燃えたな。
ハンセンとアンドレってだけでも興奮するぜ。
初代タイガーも凄かったなあ。
タイガースピンは今見ても素晴らしい技ですよ。
で、初代タイガーと言えば、ダイナマイト・キッドと言うのが常識なワケなんですが、初代タイガーの映像を探してて凄いおもしろい試合を偶然見つけました。
それは初代タイガーVSスティーブ・ライト。
これってプロレスファン的には常識なんでしょうか?
私ぬるいプロレスファンなんでスティーブ・ライトって知らなかったんですけど、このおっさん凄いですね。
ティーブ・ライトはあのイギリスのスネーク・ピット出身のプロレスラーらしいんですが、兎に角テクニシャン。
見た目も試合展開も一見地味ですが、エルボー・スマッシュやグランドの動きが本当に綺麗です。
タイガーとの試合運びはまるで芸術品を見てるような美しさです。
良くセックスで肌が合うとか言いますが、プロレスラーにも肌が合うってのは存在しまして、たぶんこの2人はこの試合をしてて気持ち良かったんじゃなかろうか?(下手な選手とやるとギクシャクして疲労が何倍にもなるらしい)
たぶん西村修が目指してるプロレスの完成形はこのスティーブ・ライトの動きなんだろうなと思いました。
ティーブ・ライトはこの1試合しか見てないんで、もっと見てみたくなりました。
兎に角渋い!

初代タイガーVSスティーブ・ライト



この試合で側転とかしてるのは、相手の腕の捻りをかわしてる動作です。
古舘伊知郎山本小鉄の実況解説が懐かしい。
ついでに初代タイガーのデビュー戦。

フィニッシュホールドの高角度ジャーマンが綺麗だ。
言葉を使わずとも人を感動させるコトは可能だというコトをプロレスで教わった。
ありがとうプロレス。
以上。