アオイホノオ

島本和彦先生の漫画アオイホノオを購入。
内容は島本和彦版まんが道と言った感じです。
内容はフィクションなんですがおもしろい。
１９８０年の大阪が舞台で、その当時島本和彦が通っていた大阪芸術大学での青春を描いた作品です。
当時同じ大学にいた庵野秀明とか、後にボンズの社長になる南雅彦とか、後にガイナックスの社長になる山賀博之とか、後に漫画家になる矢野健太郎とかが実名で出てきます。
特に庵野秀明と矢野健太郎のキャラが完全に島本キャラになってて笑いました。
因みに私が矢野健太郎を知ったきっかけは、氏のもう１つのペンネーム毛野楊太郎名義のエロ漫画でした。
エロ漫画なのにストーリーがおもしろくて右手が止まった初めての人です。
その他にも銀河旋風ブライガーの話が出て来たり、当然その流れで金田伊功の名も出て来るんですよ。
もちろんここでも書いたコトのあるOPとEDの作画が素晴らしくて本編の作画はアレってネタで。
藤子不二雄A先生のまんが道は登場人物が遠い存在だったけど、この辺の人達は私の青春でもあるんで懐かしくておもしろいですね。
主人公、焔燃（ほのおもゆる）はまだ１巻では悩み続け作品を描いてませんでした。
必殺の転校生を描くのはいつの日か！？
本の最後に収録されてる庵野秀明と島本和彦の特別対談もおもしろかった。
２巻も楽しみだ！！
以上。

アオイホノオ（1） （ヤングサンデーコミックス） [ 島本和彦 ]