抜け忍

fujigelge2009-11-03

今日もまた、太陽は昇り、川は流れる。
オタクの世界には、なにびとも犯すコトの出来ぬ掟がある。
その掟を破る者には、ただ、「死」あるのみ。
だが、ここに一人の男があった。
太陽の煌めきも、月光の奏鳴も一瞬、死の伴奏と変わるその運命(さだめ)を、自ら選び貫いて行く者。
ゲルゲ、愚者ゲルゲ。








唐突の忍風カムイ外伝のOPナレーションで恐縮です。
先週の土曜と今週の日曜に芸大の文化祭で大喜利やってきまして。
学生がフランクフルトとかおでん売ってる横で大喜利売ってたんですよ。
「おもしろかったらお金入れてね」
みたいなストリートミュージシャンみたいな感じで。
キチガイですよ。
まあ、それはそれとしてですね、その大喜利一緒にやってたメンバーに25歳くらいの若いアイドルオタクの友人が東京から来てまして、いろいろ話してたんですよ。
私は最近アニメもアイドル事情も疎くなってまして、その友人が熱く語ってた真野恵里菜も知らない有様でして。
AKB48℃-uteベリーズ工房の話されてもチンプンカンプンでした。
その話を聞いてて、なんて言うんでしょう。
取り残された感じって言うんでしょうか?
おっさんになっちゃったって感じなんでしょうか?
その友人と同じ熱で話せなくなってるんですよね。
で、無性に寂しい気持ちになってしまいまして。
「もう・・・オレはこの世界から抜けてしまった人間なのだろうか?」
と、感慨深いモノがありました。
この世界から抜けてしまったら一体オレは何処へ行けば良いのかと。
そういう意味で、忍者の里を抜けたカムイのような気持ちに。
表の世界にも裏の世界にも居場所がない。
うーん。
とりあえず変移抜刀霞斬りと飯綱落しでも覚えるか。
え?
劇場版のカムイ外伝観たのかって?
まさか、観るわけないじゃないですか。
以上。