今週は、病に伏せっているイエローちゃんのお姉ちゃんから手紙が届き、イエローちゃんはもしかしたら自分はいろんな人に甘えて迷惑をかけてるんじゃないのか?と思い悩むお話でした。
シンケンジャー世襲制なので、ホントはイエローちゃんのお姉ちゃんがシンケンイエローになるはずだったのが、お姉ちゃんが病気になって妹の<ことは>ちゃんがイエローやってるんですけど、その手紙でイエローちゃんは
「お姉ちゃんならもっと上手くシンケンイエローをやってたかもしれない」
などで悩み、自立を決心するんですが上手くいかず、自分に向かって来た敵の攻撃を仲間に庇われる形で助けられ、
「やっぱり私は迷惑をかけている」
と悩むのですが、爺に姉が手紙で言いたかったコトはそんなコトではないと諭され立ち直るという感じでした。
そして先週血祭ドウコクにボコボコにされ、十臓に
「お前は弱くなった」
と言われ、仲間という存在に甘えていたんじゃないかと思い悩むレッドさんがそれを見て、自分の仲間の命を背負う覚悟が半端だったコトに気づくという展開もありました。
シンケンジャーは6人いるが、この作品はあくまでレッドさんが主人公。
この辺がブレると最後が上手く締まらないんですよね。
今そういうのでふと思い出したのが機甲戦記ドラグナーの最終回とか凄かったですね。
ドラグナーの最終回はガンダムで言うところのシャアみたいなポジションのマイヨ・プラートって言う奴の父親と和解する話がメインで終わっちゃって
「このアニメ誰が主人公なんだ?」
って終わり方しましたもんね。
主人公空気過ぎてあれは笑ったわ。
そういうコトしない小林靖子のキャラの作り方は安心だ。
でもやっぱりイエローちゃんのキャラを持て余してるっぽい印象も同時に受けました。
結局レッドさんが立ち直るきっかけみたいな話でしたからね。
やっぱああいうキャラ動かすの苦手なのかな?