fujigelge2010-04-23

どうも、狩撫麻礼です。
ウソです、藤です。
あー、最近なんかあったかな。
スゲエどうでも良い話でアレなんですが、去年から散髪屋替えました。
いつも行ってた散髪屋が電車乗らないといけないくらい遠いトコにありまして、流石にヘコタレまして。
引っ越したのにまだ前住んでた実家の行きつけの散髪屋に通ってたんですよ。
何でわざわざそんな遠い散髪屋に行ってたかと言うと、前にも書いたコトあるんですが、散髪屋の店員との会話がうっとうしいから。
行きつけの散髪屋のおっさんは長年かけて
「オレは一切ここで楽しい会話などする気はない」
というのを植えつけたお陰で散髪中一切喋りかけてこないようになったんで心地良いんですよ。
しかし、散髪屋を替えるとまた店員に
「オレは一切ここで楽しい会話などする気はない」
というのを教え込まないといけないんでそれがしんどいんですよ。
だからずっと電車乗ってまで行きつけの散髪屋に行ってたんですが、ある事があってから踏ん切りがつきまして。
ある事というのが、去年の秋頃その行きつけの散髪屋に予約の電話したら今満員なので、もし良かったら隣の美容院なら空いてるからそっちならいつでもいけますよとおっさんに言われまして。
行きつけの散髪屋の隣オサレな美容院で、店同士仲良いみたいなんですよ。
で、私も髪伸びて今日中に切りたかったからそれで良いですよと言って行ったワケですよ。
そんで行ったらそのオサレな美容院店員も客も全員女でやんの。
待合席にある本全部オサレな女性誌でやんの。
ゴルゴ13とか包丁人味平みたいな漫画など皆無な世界。
もちろん女性セブンやら女性自身なんてゲスなゴシップ誌なんてゼロですよ。
この空間にいる人類で小汚いのオレだけ。
嫌な汗ダラダラ出しながら微塵も興味ないan・an読みましたね。
読みましたねっていっても内容なんて読んでないですよ。
ずっと
「うわあああああああ!!!今すぐここから出て行きてぇえええええ!!!!」
しか頭にないですよ。
でも、
「あ・・・やっぱ用事があるんで帰ります・・・」
って言うのも負けたみたいで嫌じゃないですか。
こちとら電車乗ってはるばる髪切りに来たワケですし、ここまで来たら手ぶらで帰れないじゃないですか。
あと、男は常に狼でいたいじゃないですか。
なので帰らず待ちました。
狼っていうか飼い慣らされすぎて太ったマメ柴みたいな感じで待ちました。
で、待ってる間、その美容院の店員の中にいた井上麻里奈似の店員がスンゲーカワイくて、その人に当たったら良いなとか思ってたら、その井上麻里奈似の店員に呼ばれて見事当たったワケですよ。
「やったーーーーー!!!」
って一瞬思ったんですが、自分のお気に入りのカワイイ女の人に背後取られて自分の顔ジロジロ見られるって死ぬほど居心地悪いってコトを、席に座って3秒で気付いてしまいその後阿鼻叫喚ですよ。
そんで髪切られてる間、隣にいる女の客が
「やっぱり結婚する相手の経済力って大事ですよね」
とか自分の結婚観長々語り始めて、店から出て行きたい度がMAXを超えるワケなんですが、大の大人が首に巻かれた髪の毛で服を汚さないように被せてるポンチョみたいなの付けたまま金も払わずに飛び出すコトも出来ないんでずっと我慢ですよ。
18対0で敗色濃厚の監督くらいの我慢でしたよ。
しかもまだ1回表ノーアウトですよ。
その間当然井上麻里奈似の女はずっと私に話しかけて来るワケですよ。
ここで3年分の愛想笑いを一気に使いましたね。
「おいおい!こんな序盤でそんなにMP使ったらボス戦の時どうするんだよ!」
みたいな。
例えが野球になったりRPGになったりでアレですけど、それぐらいキツくて終わり頃にはグッタリしたんですよ。
そんな恐ろしい体験を乗り切ったんで、もうわざわざ遠い行きつけの店に行かずとも近所の行ったコトのない美容院に行ってもオレは大丈夫だと思って家から徒歩2分の美容院に替えたんですよ。
アレ以上の苦痛はもうあるワケないみたいな。
あの苦行を乗り越えてオレは一回りも二回りも大きくなったみたいな自信って言うんですか?
そんでその徒歩2分の近所の美容院行ったら私の担当する店員がジョニーって男なんですよ。
ロックミュージシャンでもない完璧な東洋人の散髪屋が自分のコトJohnnyって名乗るんですよ。
Johnny。
J!
o!
h!
n!
n!
y!
Johnny!!!(満面の笑みのチアガールが)
イエーーーーーーイ!!!
おっす!おらゲルゲ!!!
それから数回Johnnyに切ってもらったけど名前通り対応メンドクセええええ!!!
でも井上麻里奈似の女に切られたコトを考えるとあれよりはマシだ。
以上。