今週は謎の科学者真木の過去と、アンクとオーズの秘密が明かされるというお話でした。
しかし真木のパートヤバすぎでしょ。
真木は子供の頃両親が死んでお姉さんと2人暮らしだったんですが、その唯一の肉親であるお姉さんも結婚式当日火事で死ぬんですよね。
で、大好きだったお姉さんから貰った人形を大人になった今でも肌身離さず持ち歩いてるんですが、真木の中にあるお姉さんとの過去の記憶が2つあるんですよ。
事故で火事になったシーンと、真木が火事に見せかけてお姉さんを焼き殺すシーン。
あと天使のようなお姉さんの顔と、悪魔のようなお姉さんの顔の回想シーン。
2つのお姉さんの記憶に真木は苦しむんですが、見てるこっちは<真木のお姉さんに対する愛憎が異常>なのか、<真木のお姉さんが異常>なのかわからなくなって不安になる構成になってるんですよね。
朝の子供番組でまさかのサイコホラーですよ。
演出も気持ち悪かったなあ。
優しかったお姉さんが結婚相手と出会ってから悪魔のような女に変わってそれが許せなくなってお姉さん殺しちゃったってコトでいいんですかね?
そこまでハッキリ描いてたらそんなに怖くないんですけど、
「真木とお姉さんどっちが異常なんだ・・・?」
みたいなトコが怖いんですよね。
で、オーズとアンクの謎なんですが、オーズは800年前に世界を手に入れようとしたとある国の王で、グリードとの戦いで手に入れたコアメダルを全てつかって暴走し、グリードと共に封印されたらしいです。
オーズが封印される際にアンクは右腕を切り離し自分のコアメダルを取ろうとしてオーズと他のグリードと一緒に右腕だけ封印され、封印されなかった体と右腕の意識が分離してしまったと。
そしてアンクの体をヨーロッパに行って探し出した鴻上はアンクの体を復活させてしまい、狡猾なカザリによってアンクの体と真木の3人は一緒に手を組んでしまったという。
おもしろくなってきました。
最初は<この人はこういうキャラ>ってだけで動いてたのが、どんどんその性格の輪郭がハッキリ濃くなってきて仮面ライダーオーズは盛り上がってきました。
っていうかウヴァは何してんだろ?
あいつの存在たまに忘れそうになる。
以上。