先週はいろいろありましたねぇ。
ウヴァが動き出しましたよ。
セルメダルを金融屋にコツコツ集めさせて潜伏先で力を蓄えてました。
なんかウヴァ好きなんだよなあ。
そんでいろんなキャラが新しい展開に備えてるようでワクワク感があって良いです。
それにしても見てて改めて思ったんですけどメダルの争奪戦っておもしろいなあ。
セルメダルとコアメダルってアイデアとか諸々の設定込みでおもろい。
あとアンク役の役者さん演技上手いなあ。
今更な感想ですけど。




で、今週もいろいろあって何から書けば良いのやらって感じですよ。
今回プテラノドントリケラトプス、ティラノザウルスのメダルが登場したんですけど、そのメダルが意思を持ったように映司の体に入り込んでしまうんですが、その原因が映司の心には欲望がない特殊な存在であったタメ器として選ばれたみたいな感じでした。
「どうして映司には欲望がないのか?」というところが今回のポイントです。
映司は実は政治家の息子でアフリカの内戦に巻き込まれた際に親の身代金で救われたのですが、政治家の親たちに映司はその村を救った英雄というウソの報道をされ美談として利用された過去があり、誰も救えなかった自分の正義感の無力さを知り、それ以降映司は心が空っぽになってしまったらしいです。
その心の隙間にメダルが入り込んでしまったタメ欲望の空白が埋まった映司は暴走し伊達へ攻撃を仕掛けるが、いつも誰かに手を差し伸べて来た映司自身には誰も手を差し伸べていないという凄まじい孤独を知った比奈は捨て身の行動で映司を正気に戻させるという。
32話に来てやっと主人公の実態が見えましたよ。
伊達やアンクの実態を見せてその後に主人公の映司の実態を見せるというリレーがここで完成!
今までのキャラの行動の理由が浮き彫りになって
「なるほど!」
という説得力に。
オーズの主題歌の歌詞にある

いらない もたない 夢も見ない Freeな状態 それもいいけど
運命は君 ほっとかない 結局は進むしかない

にも説得力が。
小林靖子ってシンケンジャーのレッドだった志葉丈瑠っていうキャラ作った時もそうだったけど、この人の描くヒーローの孤独っておもしろいですね。
本郷猛の戦いも孤独だったけど、それとはまた違う孤独を描いてます。
やっぱオーズおもしろいな。
以上。