今週は、真木に前金5千万、成功報酬5千万、計1億という条件でグリード側へ寝返った伊達が映司たちに牙を向くが、後藤の気転でそのピンチを脱出。
後藤は伊達が1億を欲しがる理由は<医者に恵まれない国に病院や学校を建てるタメの金>かもしれないと映司たちに話し、後藤は1億の金を鴻上ファウンデーションに工面してもらい伊達を説得しようと考えたが、鴻上は後藤の今までの仕事ではそんな大金は出せないと突っぱねる。
そんな中、伊達は真木と2人だけでオーズを倒そうと提案し、映司とアンクを誘出すが、そこへ後藤も現れる。
伊達との再戦で後藤は1億の理由を<自分の頭に埋まった弾丸を取り除く手術ができる医者を探すタメの金>だと伊達に聞かされる。
そして伊達は真木に銃を向ける。
実は伊達がグリード側に寝返ったのは鴻上から「真木をグリードにさせるな」という命令を受けていたタメであった。
真木は残念そうに伊達にバースのプロテクターには自爆装置があると言い、自爆ボタンを起動させるが不発。
自爆装置は後藤がすでにはずしていた。
伊達はピンチから一転し、真木に再び攻撃をしようとしたが、そこへグリードたちが現れ、伊達はグリードたちの一斉攻撃を受ける。
伊達は後藤の胸で力尽きたと思われたが・・・。




みたいなお話でした。
今週もいろいろありましたね。
伊達の変身するバースのプロテクターは真木によって自爆装置が組み込まれていた!?みたいな新たなピンチを加え、死亡フラグのバーゲンセール状態だった伊達さんですが、結局伊達は死ななかったんですよ。
伊達が死んだと思った後藤は伊達の遺志を受け取りバースに変身してグリードを撤退にまで追い込むんですが、伊達の元へ行ってみると
「やったね後藤ちゃん」
みたいな顔でケロっとしてたんですよね。
全部の死亡フラグをボキボキと折りました。
前回、

小林靖子はこう言う死亡フラグボキボキ折って来たんで今回も死なないと思ってたんですけど、ここまでやったら死なないとマズいぞ!

もしかしたらなんか助かる伏線でも張るのかもしれん。

「実は・・・」

みたいな。

う〜んどうなんだろ。


と書きましたが、結局折りましたね。
伊達の軽いキャラのお陰で、<あれだけの死亡フラグをボキボキ折る>というのが<伊達らしさ>にも繋がってギャグっぽく終わらせても許せるという手があったんですよ。
これがシリアスなキャラだと男塾状態で別の笑いになったんですけどね。
あと、その後伊達はと言うと、頭の手術のタメに海外行っちゃってみんなとお別れするんですよね。
手術費の1億はどうして貯めたかというと、鴻上ファウンデーションで働いた分の金と退職金が5千万、真木から貰った前金5千万でちょうど1億というちゃっかりっぷりですよ。
ここも伊達の<らしさ>なんですよ。
小林靖子はストーリーでキャラクターを丁寧に作りますね。
あくまでキャラクター優先でお話を作ってます。
昔、噂で小林靖子GEAR戦士電童ってアニメでシリーズ構成やってた脚本家と
「このキャラはこんな行動しない」
とかの理由で喧嘩して降板したってのがあるんですけど、この人のキャラ愛から考えるとマジかもしれませんね。
そんなワケで伊達さんはどっか海外へ行っちゃったんですが、後藤は伊達の意志を継ぎ成長しました。
オーズそろそろラストスパートか。
どうなるんだろ。
以上。