fujigelge2011-08-29

4話分のあらすじをまとめて一気にやります。




第45話奇襲とプロトバースと愛の欲望
カザリのコアメダルをテーブルに並べる真木に、アンクは
「死んだのか?」
と聞く。
真木はグリードはメダルの塊なので壊れただけだから「ただ消えた。それだけ」と言い、「死ぬ」と表現したアンクに人間に馴染んだのではないのか?と指摘する。
一方映司と後藤と里中は、バースプロトタイプを準備し、グリードたちのアジトへ乗り込む決意をする。
グリードのアジトへ乗り込み、グリードたちと戦う中、完全にグリード化した真木のパワーの前に映司たちは撤退。
世界の終末の器としてアンクを選び、アンクと結託した真木の前に、ウヴァ、メズール、ガメルが現れ、コアメダルを強引に奪いメズールは完全復活。
人々を襲う完全体メズールとオーズとプロトタイプバースは戦い、完全体メズールのコアメダルを破壊し消滅させた。
そこへガメルが現れ、メズールの消滅に悲しみの雄叫びをあげガメルは完全体に。






第46話映司とWバースとアンクの欲望
ガメルの雄叫びによる激しい衝撃波で川に落とされた映司と後藤。
真木とガメルはメズールのコアメダルを巡って衝突し、真木はガメルのコアメダルにヒビを入れた。
海へと流された映司は腕がグリード化し恐怖に慄く。
そして映司は
「自分の欲を持つコトで自分のグリード化を止めるコトができる」
と鴻上に言われた言葉を思い出す。
そしてふと気付くと映司はオーズのベルトを海でなくしてしまった。
一方アンクはクスクシエへ帰り、映司たちとの思い出に耽り、そこで比奈に会う。
アンクは比奈に
「この体(比奈のお兄さんの体)をよこせ」
と言うが、比奈はあげられないと断り、クスクシエの店長と入れかわるように店を出、映司より先にオーズのベルトを見つけ映司の前に現れる。
ベルトを返せと迫る映司とアンクは衝突。
映司はアンクのコアメダルを砕き、比奈のお兄さんを救い出すとアンクに決意を表す。
アンクは自分の必要なモノのタメに映司を潰すと決意を表し、2人は戦う。
映司は
「お前の欲しいモノは何だ!!?」
とアンクに問い、アンクから出た答えは
「世界を確かに味わえる命だ!!!」
という意外な答えだった。
グリードになってでもアンクを倒そうとする映司と、人間になりたいアンクは戦う。
逆にアンクは映司にこう問う。
「お前も何か欲しがってみろ!!そうすればわかる!!お前、何か欲しいと思ったコトあんのか!!?」
その問いに映司はこう答える。
「どんなに遠くても(人を助けられる)手の届く力!!でも、もうそれ(欲望)は叶ってた。お前からオーズの力を貰ったんだ。一度も言ってなかった。アンク・・・ありがとう」
映司の意外な答えに酷く動揺するアンク。
一方ガメルの完全体と戦っていた後藤の前に海外から戻った伊達が現れ伊達はバースに変身。
伊達と後藤のWバースは力を合わせ、真木によってヒビを入れられモロくなったガメルのコアメダルを完全に破壊し消滅させる。
海で戦っていた映司とアンクの前に真木が現れ映司の体に紫のコアメダルを入れ、真木は映司を完全にグリード化させ暴走させてしまうのだった。








第47話赤いヒビと満足と映司の器
映司が言うコトを聞かないのならいっそ暴走させ、アンクを利用し戦わせて動きを止めさせる作戦に出た真木。
アンクもグリード化して映司と戦う。
映司を攻撃しようとしたアンクだったが、映司に言われた
「ありがとう」
の言葉が頭をかすめ、手元が狂い、アンクの攻撃は映司から逸れる。
自分の行動に動揺しながらアンクは映司を殴る。
アンクは映司との思い出にまみれながら映司を殴り、映司の体の中にあるコアメダルを吐き出させ、映司は正気を取り戻す。
真木に映司を殺せと命令されたアンク。
そのアンクに向かって、
「アンク・・・1年分のアイス・・・今日のぶん・・・」
と、意識が朦朧とした中、映司はアンクの大好物のアイスではなく小銭とハンカチを渡す。
グズグズしてるアンクに真木がとどめを刺そうとしたところ、アンクは真木の手をつかむ。
「これは何のつもりですか?」
真木の問いにアンクは
「さあ・・・オレもなんのつもりだか!!」
と真木の体に火を付け、火がトラウマの真木は混乱し、アンクはその場を後にする。
森をさまよい、映司からメダルを奪い忘れたコトに気付いたアンクの前に真木が再び現れ、
「君は人間に近づき過ぎましたね。ある意味君の欲望通りですが」
アンクは、
「どこがだ。オレは相変わらずメダルの塊だ」
と鼻で笑う。
真木はアンクを世界の終末の器にする計画を中止すると告げ、アンクの体の中にあるコアメダルを抜き取り、アンク自身のコアメダルにもヒビを入れ、「買いかぶりだった」と言い去って行く。
そしてフラフラになったアンクはこう言う。
「まったくだ。しかもバカバカしいのは、さっきからずっと満足してるってコトだ」
グッタリしたアンクの前に比奈が現れ、お兄さんの体とアンク2人を手放さない決意を告げようとしたが、アンクは比奈に
「もうすぐ(比奈の兄さんの体を)返す。いらなくなる。(自分のコアメダル)壊れるだろうなあ」
と、自分の消滅の可能性を比奈に言う。
「メダルが壊れれば当然オレも消える」
「それって死んじゃうってコト・・・?」
「オレが死ぬと思うのか?」
アンクは満足そうな笑みを浮かべ
「ただのメダルの塊が、死ぬ・・・か」
比奈の<死>という言葉で自分はメダルの塊からいつの間にか人間になっていたコトに気付き、満足したアンクは映司の元へ向かうと言い歩き出す。
海で倒れた映司は里中の手によって鴻上ファウンデーションの保管庫に運ばれていた。
伊達と後藤は鴻上会長の企みに気付き、里中から貰ったカードキーで鴻上と映司のいる保管庫へ。
そこにはおびただしい程のセルメダルに囲まれた映司と鴻上会長がいた。
鴻上会長は映司を使って800年前の真のオーズ復活を目論んでいた。
やりたい放題の真木の元へ向かった伊達と後藤と映司は真木と戦うが、そこへウヴァが現れ、真木はウヴァにコアメダルを与えウヴァは完全体に。
完全復活したウヴァと3人は戦うが、完全体になったウヴァの力の前に歯は立たない。
映司は再び鴻上の元へ行き、自分の望んでいたどこの場所でもどんな人にも届く<力>の欲望を鴻上に託し、おびただしい程の欲望の結晶であるセルメダルを全て体に吸収したのだった。







第48話(最終話)明日のメダルとパンツと掴む腕
伊達と後藤は完全体ウヴァと戦うが、ウヴァの圧倒的パワーに弾かれる。
そこへ大量のセルメダルを吸収した映司が来た。
鴻上会長は800年前の王が初めての変身で使った10枚目、真のタトバコンボを映司に投げ渡す。
最強のタトバコンボの力でオーズはウヴァを倒すが、真木は手にある大量のコアメダルをウヴァの体に入れ、ウヴァは大量のコアメダルに苦しみ逃走する。
真木は計画のタメにウヴァを追いかけた。
そこへ映司の元へアンクがやって来て、その夜、映司とアンクと比奈は久しぶりの3人の夜を過ごす。
次の日、真木によって巨大な化け物へと変えられたウヴァが東京の空に浮かび、大量のヤミーを解き放つ。
オーズとアンクは大量のヤミーと戦うが、そこへ伊達と後藤のWバースが現れ、大混乱になった街を救い、真木の世界の終末の野望を打ち砕くべくオーズとアンクは上空にいるウヴァの元へと飛び立つ。
しかしそこには真木の邪魔が。
映司の体の中にある紫のメダルの力、プトティラコンボになったオーズとアンクは真木と戦うが、アンクは吹っ飛ばされ歯が立たない。
オーズは自分と真木の足を凍らせ真木の動きを止め、映司の体の中にあるセルメダルを全てをメガダブリュー(アックスモード)に注ぎ込み真木を攻撃。
真木を倒したかと思いきや、ウヴァの放ったバリヤーで真木は無傷だった。
ありったけの力を使い満身創痍になった映司を襲おうとする真木に、アンクは自分の存在自身であるタカ、クジャク、コンドルのコアメダル3枚を映司に投げ渡し、アンクの体は比奈のお兄さんの体に戻った。
映司はベルトにアンクのコアメダルを2枚入れ、ヒビの入ったアンクのタカメダルを見つめる。
「わかってる。お前がやれって言うなら・・・お前がホントにやりたいコトなんだよな」
そう言い、涙を浮かべ、ヒビの入った3枚目のコアメダルを入れる。
「タカ!クジャク!コンドル!」
アンクの声で、映司はタジャドルコンボに変身。
アンクの意思と共に2人で真木を攻撃し、真木は逃げるように上空のウヴァの元へ飛び立つ。
映司はタジャスピナーに映司の力である紫のコアメダルを7枚入れ、タジャドルコンボのオーズは真木を追いかける。
真木とオーズとアンクは上空に浮かぶウヴァの体内に入り最終決戦へ。
アンクの意志が放った火弾は真木の攻撃をかき消し、それを追うようにオーズのタジャスピナーから放たれた紫のコアメダルが真木に直撃した。
ブラックホールのようになった真木の体に巨大なウヴァと大量のセルメダルとコアメダルは吸いこまれ消滅。
力を失いただの人間になった映司の体は上空へと放り出される。
そこへ腕だけのアンクが
「目を覚ませ!死ぬぞ!!」
と、気を失った映司の目を覚めさせるが、映司は
「いいよ、もう無理だ。お前こそ・・・」
と逆にアンクの心配をする。
するとアンクは
「オレはいい。欲しかったモノは手に入った」
「それって命だろ?死んだら・・・」
「そうだ、お前たちといる間にただのメダルが死ぬとこまで来た。こんなおもしろい満足出来るコトがあるか。お前を選んだのは、オレにとって得だった。間違いなくな。お前のつかむ腕は・・・もうオレじゃないってコトだ」
アンクの腕に手を伸ばした映司の手の中にあったのは、半分になったアンクのコアメダルだった。
アンクの名前を叫びながら落下する映司。
地上にいる比奈の前にもう半分のアンクのメダルが落ち、それを拾い
「ありがとう・・・」
とアンクに感謝する比奈。
絶体絶命の映司の前に、バースに変身した後藤が空を飛び
「オレたちがいる!オレたちの手をつかめ!」
と映司に手を差し伸べる。
映司が下を見下ろすと、そこには比奈、伊達、後藤、クスクシエの店長、里中が映司のタメに手を差し伸べていた。
それを見た映司は
「オレが欲しかった力、どこまでも届くオレの手、それって、こうすれば手に入ったんだ」
そう言って後藤の手をつかむ。
みんなの笑顔の元へと降りた映司は半分になったアンクのコアメダルを見つめ
「でも、お前の手をつかんだのも絶対間違いじゃなかった・・・絶対」








と言った感じでした。
あらすじ長げ〜〜〜〜〜。
なんせ4話いっぺんにやったからな。
感想書こうにももうグロッキー。
そんなこんなで後でちょろっと感想書こう。
しかし、今感想として言いたいのはアンクが最後に言った
「お前を選んだのは、オレにとって得だった」
という表現!!
最後までアンクのキャラを崩さない!!
ここが泣ける!!
これが小林靖子クオリティ!!
並みの脚本家だったらここもっとウェッティな表現にして萎えさせたかもしれん。
いやー、オーズおもしろかったな。
以上。