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今週は、ザンギャックの皇帝アクドス・ギルが、息子のワルズ・ギルを殺したゴーカイジャーたちの抹殺命令を皇帝親衛隊ザツリグに下す。
そしてワルズ・ギルを守れなかった参謀長ダマラスはアクドス・ギルの命令で独房へ投獄される。
ザツリグは過去いろんな星を滅亡に追いやった男で、ピンクちゃんのいたファミーユ星を滅ぼしたのもザツリグだった。
復讐心に燃えたピンクちゃんは仲間の力を借り、ザツリグへの復讐を果たしたのだった。

というお話でした。
ピンクちゃんはファミーユ星のお姫様で、ザツリグに目の前で両親である王様と王妃を殺され、ファミーユ星をも滅ぼされてからゴーカイジャーの仲間になったんですが、ゴーカイジャーの仲間になったのは１番最後だったみたいです。
で、今回珍しい展開だったのが、＜主人公サイドの仲間の復讐をみんなで手伝う＞というトコです。
これは珍しい展開。
だいたいこういう復讐の話になると、仲間の誰か１人くらいは
「憎しみで人を殺してはいけない。復讐は何も生まれない虚しい行為だ。お前の顔を鏡で見てみろ。今のお前は鬼だ」
みたいなコト言うやつが必ずいるんですが、流石海賊、誰１人としてピンクちゃんの復讐を止める者はいませんでした。
私、少年漫画とかでこう言うやついると
「チっ、しゃらくせぇコト言うなよ」
って思うタイプなんでこういうの気持ち良いですね。
私、必殺シリーズとかそう言う復讐劇大好きなんで。
散々好き勝手酷いコトしてきたやつを「法で裁く」なんてぬるい方法は現実世界だけで十分ですよ。
ピンクちゃんの手でザツリグにとどめを刺し、両親とファミーユ星の民たちの無念を晴らすコトができた、でハッピーエンドで良いんですよ。
せめて作り話の中だけでも無念を晴らすべく悪党ぶっ殺してスカっとさせて欲しいですね。
今のこのぬるい時代でこういう言う展開をやってのけたゴーカイジャー。
イカす！