GOING THE DISTANCE

fujigelge2014-05-20

どうも、ボニーダク男です。
ウソです藤です。
この前パソコンを初期化したって話したじゃないですか。
でもやっぱりもうダメみたいですね。
調子悪い悪い。
そんなワケで新しいパソコン買う事にします!
スゲエどうでもいい報告でしょ?
でもこういうスゲエどうでもいい報告するのがインターネットなんで別にいいか。
SNSとかなんて言ってみりゃ全部どうでもいい報告ばっかりでしょ?
こんなコト言っちゃ身も蓋もないですけど。
自分もどうでもいいコト書くし、他人もどうでもいいコトを書く。
そしてお互いのどうでもいいコトを共有し合う。
それがインターネット!
それが人間社会!
と、いうワケで、この前大喜利鴨川杯という大喜利の大会に出てきましたというどうでもいい報告をしたいと思います。
この大会年に1〜2回ほど開催される大会で、早いもんでもう6回目なんですよね。
第1回目の大会で優勝したのは何を隠そうこの私なワケですよ。
えへん。
で、毎回この大会に私出場してるワケなんですが、第5回目の時は私、大喜利したくない病にかかってまして。
なんていうんでしょう。
自分の大喜利に段々飽きてきたとでも言いましょうか。
「このお題だとこんなボケするんだろ?」
みたいな客観的な視点の自分が出てきまして。
大喜利の回答に、ある種パターンみたいなのが自分の中で出来てくるんですよね。
そういうの気になり出したら自分の回答がつまんなくなってきちゃって。
他にもいろいろ理由があるんですが、大きな部分ではそういうとこですね。
で、長いリハビリのように大喜利したくない病を地道に治していって今回の第6回を迎え、もう一度優勝してやるぞ!と息巻いて行ったら予選落ちですよ。
ざまあねぇや。
あと1ポイント取れば予選通過という場面で
「これはポイントとれるだろ」
と思って出した答えがポイントとれなくてうろたえましたね。
人を笑わすってムズいですね。
そんで敗者復活戦ってのもありまして、そこではバンバンポイントとれたんですよ。
とれたんですよっていうか、もうこっちは優勝狙ってるから必死ですよ。
背水の陣で見せた火事場のクソ力なワケですよ。
水なのか火なのかハッキリしろって感じですが。
で、その敗者復活で私と同じ12ポイントをゲットした山本さんって方とサドンデスになりまして。
多くの敗者の中から勝ち抜いた2人でタイマン勝負になりました。
サドンデスのお題は、


「20年間売れなかった芸人が最後に見せた一世一代のボケとは?」


みたいなお題でした。
このお題の考え方としては

・人間では実践不可能な奇抜なギャグを考える


・漫才形式のボケを考える


・「20年芸人やってきてそれが一世一代のギャグ?そりゃ売れねぇよ」と思わせるしょーもないギャグを考える


・芸人の有名なギャグをアレンジする



・その場でオリジナルのギャグを考える



・自分の持ちギャグを披露する

少なくてこれらの考え方があります。
先攻をとった山本さんは完成度の高いラップ調の自己紹介ギャグを披露。
会場割れんばかりの大爆笑。
あとでご本人に聞いたんですが、そのギャグはMBSで放送された歌ネタ王決定戦のオーディション用に作ったネタとのこと。
山本さんは自分の持ちギャグを披露するという方法を土壇場で選んだのです。
で、後攻の私。
会場はもうこれ以上はないだろうという空気。
下手なもん披露しようもんならドンズベリ間違いなし。
しかしここで怖気づいては優勝はない。
「負けるかもしれない・・・でもやるんだよ!!」
という、映画「ロッキー」で世界チャンピオンアポロ・クリードにクズボクサーのロッキーが立ち向かう、アレとまったく同じ心境。
かなりヤバい空気の中、奇しくも私が用意したのも自分の持ちギャグを披露するというものでした。
その持ちギャグというのは別れた嫁とまだ仲が良かった時に嫁を笑わせるタメに考えた「ふじっ子の唄」というものでした。
そして私はステージのセンターマイクの前に立ち歌ったのです。



「ふじっ子〜ふじっ子〜こ〜ん〜に〜ち〜は〜♪
ふじっ子〜ふじっ子〜さ〜よ〜う〜な〜ら〜♪」



といってステージから降りて会場から出て行くという持ちネタを披露。
会場爆笑。
ウケてホッとする自分。
そして運命の審査。
判定は山本さんの勝利。
どよめく会場。
折れない気持ちで挑み善戦するも、本当に映画ロッキーのように判定負けという結果に。
会場にエイドリアンがいたら間違いなく
「エイドリア〜ン!!エイドリア〜ン!!!」
って叫んでたでしょうね。
もしインタビュアーに
「判定負けという結果ですが不満はありませんか?」
って聞かれたら
「オレはただ全力を尽くしただけだ!!判定は専門家が下す事だ!!」
って叫んでたでしょうね。
ただエイドリアンにあたる嫁は会場どころか家帰ってもいないんですけどね。
会場からは
「名勝負でした!」

「感動しました!」
などの声もありましたが、
「これ敗者復活戦だし、しかもオレそこで恥ずかしい唄歌った挙句負けてるからな!!」
って思いました。
嫁用のネタを披露してまでオレはこの大会勝ちたかったんだ!
最近おもしろい人増えてまいったな〜・・・。
でもおもしろい人と出会えるのは良いことだ
以上。