フリントはもう飛べない

fujigelge2014-05-22

どうも、IZAMです。
うそです藤です。
この前アニメ「宝島」の最終回「フリントはもう飛べない」をようつべで見つけてついつい泣いてしまう。
このアニメDVDボックスセット持ってるからわざわざようつべで見る必要もないんですけどね。
このアニメ今見たらちょっと無駄なシーンが多くてダレる展開もあって正直あんまり人に勧められるアニメじゃないんですけど、これはもう子供の頃に好きだったという思い出補正がかかってますね。
でも最終回ラスト数分はやっぱり今見ても泣ける。
このアニメ、主人公は少年ジムという事になってますが、この作品の魅力はヒーローとして描かれてる海賊船長の不良オヤジであるシルバーに尽きます。
一応悪い奴として描かれてるんですけど主人公の少年ジムはこのシルバーという男にどんどん魅かれていくっていう、
「あの人・・・悪い人だから恋しちゃいけない・・・でも・・・でも気になっちゃう・・・」
っていう少女漫画に出てくる<気になるあいつ>のようなキャラなんですよ。
タイトルに出てくる<フリント>というのはそのシルバーが飼ってるオウムの名前です。
で、ラスト数分はこの物語の数年後になるんですが、この数年後こそがこのアニメの最も素晴らしいシーンになっとります。
これを監督したのはここでも何度も紹介した巨匠出崎統
出崎節炸裂。
この人が描く大人の男は本当にカッコいい。
因みに天元突破グレンラガンのラスト数分はたぶんこのシーンのオマージュでしょうね。
だいぶ内容は違いますが、グレンラガンの脚本の中島かずきと監督の今石洋之出崎統のファンなんで出崎統の魂をオマージュしたと言って過言ではないかも。
こういうアニメまた見てぇなあ。
以上。