朴っていいとも!

fujigelge2014-07-02

どうも、ダン・イノサントです。(ヌンチャクを振り回しながら)
うそです、藤です。
私、ちょいちょいブログやツイッターなどで<80年代風ユーロビートという言葉を言ったり書いたりしてますが、ほとんどの人のユーロビートの認識が<キャバクラや風俗でかかってる曲>というイメージみたいなので、ちょっとそこは違うというコトをこの場で言っておこうと思いました。
日本で一番有名な80年代ユーロビートWinkの<愛が止まらない>です。








こういうと未だに
「ええ?あれユーロビート?」
って言う人がいてたりするんですが、みんなが思ってるキャバクラや風俗で流れてるユーロビートは90年代後期、所謂<3次系ユーロビート>です。



(こんなやつ)






で、もっと言うと、Winkの<愛が止まらない>はカイリー・ミノーグの<Turn It Into Love>という曲のカバー曲です。






今更こんなコト言うのも恥ずかしいくらい当たり前のコトで、ものすごく言うのも憚れるんですが、元はこっちで、私が好きなのはこういうユーロビートなんです。
そんでカイリー・ミノーグの曲で日本でもよく流れる有名な曲に<I Should Be So Lucky>というのがあります。







とは言うものの、私が80年代ユーロビートが「アリかな?」と思い始めたのは5年前とかそんなくらいなんですけど。
90年くらいのときは80年ユーロなんてクソダセぇと思ってて見向きもしなかったんですけど、今や一周回ってカッコいいと思って。
で、もうちょっと最近になって日本で80年代風ユーロビートでヒットしたのがトミー・フェブラリー6の<Everyday at the Bus Stop>です。





なので、前にもこのブログで書いたと思いますが、あの当時トミー・フェブラリー6の登場は強烈だったんですよ。
あの当時でも80年ユーロなんて死んでたジャンルでしたから。
なんていうんでしょう、80年代風ユーロには程よいダサとかわいらしさがあって良いんですよ。
こういう曲もうちょっと出てこないかな〜と思ってたところで韓国のアイドルユニットT-ARAの<Roly Poly>を発見したんでハマってしまったというワケですよ。
でもT-ARAってほぼアレっきりでああいう曲出してないんだよなあ・・・。
しっかり80年代のキャラ作ってたのにもったいない・・・。
日本でこの路線のアイドルユニット誰かパクって曲リリースしてくれませんかね?
散々韓国にいろんなもんパクられたから韓国からパクり返しても怒られませんって。
以上。

輝く獅子の瞳

fujigelge2014-06-30

どうも、トレイシー・ローズです。
うそです、藤です。
私、ウルトラマンシリーズで言えば、非常にベタなんですがウルトラセブンが一番好きでして。
でも主題歌はあんまり思い入れのないウルトラマンレオが一番好きです。
なぜかってカッコいいから。
レオは拳法使いというコトもあって、レオの曲と歌詞がウルトラシリーズで一番勇ましいと言いましょうか、燃えると言いましょうか。
なんかいいんですよ。

でもレオに思い入れはないんですけどね。
しかし、ウルトラマンメビウスにレオが登場した回「故郷のない男」って話は名作だと思ってます。
あれは感動した。
レオに思い入れのないオレでも感動した。
で、今日久しぶりにウルトラマンレオの主題歌聴こうと思ってまたまたようつべで探して聴いてたら、関連動画に「Ultraman Leo Theme: NEW version」ってのがあったんで聴いてみたらやっぱよかったですね。(最近こんなコトばっかりしてるな)






他のウルトラシリーズの主題歌のニューバージョンもいくつかあったんで聴いてみたんですが、やっぱレオがいいわ。
いや、セブンのアレンジも凄くいいんですけどね。







そういえば数年前ウルトラマンレオ見返してて、セブンの<モロボシ・ダン>がレオの<おおとりゲン>を思いっきりしごきまくってるの見て笑ったな。
レオにはモロボシ・ダンが隊長役でレギュラー出演してて、謂わばレオの職場の上司でして、毎回レオが怪獣に負ける度に地獄の特訓をさせるんですけど、
「それほんまに効果あるの?」
っていう特訓ちょいちょいあってな。

あと、ダンとゲンのやり取りがコントっぽく見えるシーンがいくつかあっていいんですよね。
ダン隊長がおおとりゲンに厳しい説教、鉄拳制裁、容赦のない人格否定をしまくるんですよ。
もちろんダン隊長の素晴らしいお言葉もたくさんあるんですけど。
中でもダンがマグマ星人に足を折られセブンに変身できなくなり、夕陽を見ながらゲンに地球の未来を託すシーンでダン隊長が言う

「あそこに沈む夕陽が私なら、明日の朝日はウルトラマンレオ、お前だ」


は名言だと思います。
で、ウルトラマンレオって後半おおとりゲンが所属してる地球防衛軍であるMACっていう組織が全滅するんですよね。
宇宙人に基地を襲われてダン隊長とゲン以外のMAC隊員が全員死んで文字通り全滅ですよ全滅。
今じゃ絶対放送できないくらい酷い死に方しますからね。
で、市民から
「レオがいるから宇宙人が襲ってくるんだ!」
とか言われてゲンは戦意喪失して
「もう・・・戦いたくない・・・!!」
とか弱音吐いたりして、ウルトラマンなのにほとんど富野由悠季とか庵野秀明の世界ですよ。
でも年代的にはこっちの方が先なんで、富野由悠季とか庵野秀明の作品がウルトラマンレオっぽいんですけどね。
私はだいぶ大人になってからレオを見たんですけど当時の子供は確実にトラウマになっただろうな。
もう一回ちゃんとレオ見返したくなったな。
いや、でも話重いからもう見たくねぇや。

以上。

ツッパリハイスクールユーロビート(登校編)

fujigelge2014-06-26

どうも、元巨人軍の呂明賜です。
うそです、藤です。
昨日、急にバリー・マニロウの名曲<コパカバーナ>という曲を聴きたくなってようつべで探して聴いていたところ*1、関連動画に女子高生の格好をした女の子のサムネイルがあったので気になってその動画を見てみたら、その動画は<T-ARA>という韓国のアイドルユニットの<Roly-Poly in Copacabana>という曲のPVで、なんの気なしにボーっと見てたら電撃が走り、すぐにファンになってしまいました。








最初は
「この曲のタイトルに<Copacabana(コパカバーナ)>ってついてる意味がよくわからんな」
ぐらいの感じだったんですよ。
全然コパカバーナのカバー曲でもない80年代風ユーロビートだし、コパカバーナってブラジルの地名なんですけど全然ブラジル感もないし。
でも見てるうちにだんだん
「アレ・・・スゲエカッコいい・・・」
と思い始めてきまして。
まず、このPVに出てくる女の子の<公立高校のたちの悪いヤンキーの彼女感>がリアルです。
この女の子のうちの3人くらいは湘南乃風EXILEみたいな男に二股かけられてる雰囲気があります。
そういうアバズレ感やビッチ感をアイドルに匂わせてるところが新鮮です。
中でもこのPVでセンターを踊ってるジヨンちゃんがクソカワイイ。
















たぶんこの学校で一番ケンカが強い、たちの悪い番長の彼女でしょうな。
昭和的に言うとハクい(イケてる)スケ(女)ですよ。
ジヨンちゃんええわあ・・・。
ハクいわぁ・・・。
かなりタイプです。
で、彼女たちの踊ってるダンスもかなりいいんですよ。
このダンスをひとしきり見たおっさんはあるコトに気付きます。
それは
「あ!!このダンス映画サタデー・ナイト・フィーバージョン・トラボルタが踊ってたあのダンスやんけ!!」
と。





(この動画の0:57のとこから1:26くらいのとこまで)





う〜ん昭和感満載!!
この辺のダンスのネタをちょこちょこ混ぜて程よいダサさを演出してます。

学校の雰囲気やダンスと曲をあえて80年代っぽい作りにしているのです。(サタデー・ナイト・フィーバーは1977年で80年代の頃にはすでにクソダサかったんですけど)

こういうコンセプトちょっと氣志團に似てる感じしますね。
氣志團の女性アイドル版と言いましょうか。
そういうところがすごくおもしろいです。
でもT-ARAの他の動画を見てみたんですが、こういうスタイルはこの曲のみみたいですね。
でも他のPVもビッチ感は共通してありました。
攻めてるなあと思いましたね。
何が攻めてるかって、アイドルを好きになるような男はビッチが大嫌いですからね。
アイドルに処女性を求める男を完全に無視したカウンターの発想ですよ。
この曲自体は3年前?くらい?の曲なんですが今頃ハマってしまった。
昔、別れた嫁が東方神起やBIGBANGなどの韓国のアイドルにハマって、家でライブDVDをずっと流してたのがものすごくうっとうしかったんですが、まさか自分が韓国のアイドルにハマるとは思いませんでした。
ジヨンちゃんサイコー!!


ジークジヨン!
ジークジヨン!
以上。


追記:よく調べたらこの曲はT-araの「John Travolta Wannabe」というリミックスアルバムの曲らしいです。

もうアルバムのタイトルにジョン・トラボルタの熱狂的ファン」って思いっきり書いてるんですね。
<Copacabana(コパカバーナ)>ってのもニューヨークの有名なクラブの名前からとったみたいで、公式の紹介にも80年代ディスコチューンって書いてました。
やっぱり企画モノだったのか。

ずっとこの路線でやって欲しいなあ。
これ以外の曲ありがちでいまいちパンチ弱いんだよなあ。
もったいないなあ。

*1:

山月記

fujigelge2014-06-25

どうも、宅麻伸です。
うそです、藤です。
だいぶ前、このブログでグラドルレビュアースーパースター列伝という記事を書きました。
どういった内容かと言いますと、アマゾンのグラビアアイドルDVDのレビューを書いてるシコシコマンという人と、ガラコという人のレビュー数が膨大な量で、レビューの内容もかなりキてるというものです。
そこでこの二大グラドルレビュアーが中村葵というグラビアアイドルDVDのレビューでお互いのエロの価値観をぶつけ合った【中村葵おいしい果実の変】という事件をここで紹介しました。
私はこの中村葵というグラドルをこの二人のレビューを見るまで正直知りませんでした。
グラドルDVDについて熱く語っているレビュアーにしか私は興味がなかったからです。
そんな事件も忘れてしまっていたのですが、ついさっき、私はこの中村葵というグラドルに無性に興味を持ってしまったのです。
それは、ついさっきたまたまサンテレビをボーっと眺めていた時です。
兵庫のローカルテレビ局サンテレビの山登り番組、「山登り大好き」という番組の番宣が流れていました。
そこで非常にカワイイ女の子が山登りをしていて、それを見た私は
「この子は一体誰なんだ!!?」
と、すぐにサンテレビの山登り大好きのHPに飛びました。
するとその山登りをしていたカワイイ子こそが、あの中村葵だったのです。
奇しくもこのブログでネタにした子に再び出会ってしまったのです。
これは何かの運命なのでしょうか?
運命というコトにしておこう。
うん。
で、シコシコマンとガラコ氏は、この中村葵のDVDのエロの内容のヌルさについてお互いぶつかったワケですが、ここで私は一言言いたい。







グラビアアイドルが一番エロいと思える瞬間は、NHKやローカル番組などで全然エロとは関係ない番組に出演してこそ訪れるモノであると。







たとえば、世界不思議発見というエロとは程遠いクイズ番組があります。
たとえば。
たとえばですよ。
その世界不思議発見ミステリーハンターがイメージDVDを数本出してたらエロいでしょ?
テレビでは世界各地でクイズを出題してる女の子が、DVDで水着姿で体をくねらせてたらエロさが倍増するでしょ?
それがたとえヌルい内容だったとしてもなんかエロいでしょ?
それを私は言ってるんだ!!(机を手で「バン!」って叩いた拍子に水を入れたコップが落ちて割れる)
それを踏まえた上でみなさんに見ていただきたいモノがある。
まずはサンテレビの「山登り大好き」という番組の番宣。




この動画の一番最初に
「山登り大好き!」
と言ってるブルーの服を着てる子が中村葵です。
まっったくエロとは程遠いです。
地球と冥王星くらいの距離があります。
そして次にこれを見ていただきたい。







いかがだろうか?
エロがグッと近づいて来たではないか。
高い山から見た月くらいの距離と言っていい。
もう肉眼でハッキリとらえられる美しいエロだ。
中村葵と車の中でイチャつく、カップル視点のイメージDVDの1シーン。
マッサージをしたあとブラを見せるというコテ先の演出でエロさを加えてはいるが、イメージDVDの中では肌の露出が少なく、これ単品ではさほどエロくは感じないシーン。

だが、しかし。
さっきの山登りをしていた健康的な中村葵を見たあとだと後者の動画が数倍の威力を増したはずだ。
ウォーズマンのベアクローに回転が加わったほどの破壊力。
しかし、これではまだ威力は弱い。
そこで、この2つの動画を頭の中でDJが曲を繋げるようにこう繋げるのです。




中村葵が山登り大好きの番組収録が終わった後、車で迎えに行って彼女の家まで送るその帰り>



どうですか?
二つの動画が一つのストーリーになったでしょ?
イメージDVDの方で中村葵が言う
「ここまで(こんな山まで)迎えに来てくれたん?ありがとう」
このセリフ一言で健康的な昼と、淫靡な夜のシーンが繋がったのです。
こう妄想するだけでベアクローに回転を加えただけでなく、二倍のジャンプをし、いつもの三倍の回転を加えて1200万パワーになったウォーズマン理論の如く、破壊力が爆発的に増したと思います。
グラビアアイドルはこういうエロとは関係ない仕事をもっと増やすべきです。
それによって我々はまた新たなエロを作り出すコトができるのです。

以上。

立てよ国民!!

fujigelge2014-06-08

どうも、TOKIOの松岡です。
ウソです、藤です。
昨日噂のAKB総選挙を初めて見ました。
みんな一人一人あんなに長く喋るもんだとは思いませんでした。
なんか初見の私からしてみたら中々異様な光景で、それなりに楽しむコトができました。
で、あれ見てて、
「あそこで誰かギレンの演説やったらオレ一瞬でファンになるのに」
と思って見てたけど誰もやりませんでしたね。
初っ端に
「我々は二人の英雄を失った!!これは敗北を意味するのか!?否!始まりなのだ!!」
って言ったら
「え!?川栄李奈入山杏奈のコト!?」
ってかなり引きつけられるのに。
「この悲しみも怒りも忘れてはならない!!」
とか言われたら
「おお!!そうだそうだ!!」
ってなりますよ。
もしそんなコト言ってくれたら演説の最後、私テレビの前でAKBのファンでもないのに
ジークAKB!!ジークAKB!!」
って言ってましたよ。
まあ、そんなヤバいコトゴールデンで言うようなアイドル干されると思うけどな。
でも盛り上がっただろうなあ。
惜しいなあ。
以上。

フリントはもう飛べない

fujigelge2014-05-22

どうも、IZAMです。
うそです藤です。
この前アニメ「宝島」の最終回「フリントはもう飛べない」をようつべで見つけてついつい泣いてしまう。
このアニメDVDボックスセット持ってるからわざわざようつべで見る必要もないんですけどね。
このアニメ今見たらちょっと無駄なシーンが多くてダレる展開もあって正直あんまり人に勧められるアニメじゃないんですけど、これはもう子供の頃に好きだったという思い出補正がかかってますね。
でも最終回ラスト数分はやっぱり今見ても泣ける。
このアニメ、主人公は少年ジムという事になってますが、この作品の魅力はヒーローとして描かれてる海賊船長の不良オヤジであるシルバーに尽きます。
一応悪い奴として描かれてるんですけど主人公の少年ジムはこのシルバーという男にどんどん魅かれていくっていう、
「あの人・・・悪い人だから恋しちゃいけない・・・でも・・・でも気になっちゃう・・・」
っていう少女漫画に出てくる<気になるあいつ>のようなキャラなんですよ。
タイトルに出てくる<フリント>というのはそのシルバーが飼ってるオウムの名前です。
で、ラスト数分はこの物語の数年後になるんですが、この数年後こそがこのアニメの最も素晴らしいシーンになっとります。
これを監督したのはここでも何度も紹介した巨匠出崎統
出崎節炸裂。
この人が描く大人の男は本当にカッコいい。
因みに天元突破グレンラガンのラスト数分はたぶんこのシーンのオマージュでしょうね。
だいぶ内容は違いますが、グレンラガンの脚本の中島かずきと監督の今石洋之出崎統のファンなんで出崎統の魂をオマージュしたと言って過言ではないかも。
こういうアニメまた見てぇなあ。
以上。

GOING THE DISTANCE

fujigelge2014-05-20

どうも、ボニーダク男です。
ウソです藤です。
この前パソコンを初期化したって話したじゃないですか。
でもやっぱりもうダメみたいですね。
調子悪い悪い。
そんなワケで新しいパソコン買う事にします!
スゲエどうでもいい報告でしょ?
でもこういうスゲエどうでもいい報告するのがインターネットなんで別にいいか。
SNSとかなんて言ってみりゃ全部どうでもいい報告ばっかりでしょ?
こんなコト言っちゃ身も蓋もないですけど。
自分もどうでもいいコト書くし、他人もどうでもいいコトを書く。
そしてお互いのどうでもいいコトを共有し合う。
それがインターネット!
それが人間社会!
と、いうワケで、この前大喜利鴨川杯という大喜利の大会に出てきましたというどうでもいい報告をしたいと思います。
この大会年に1〜2回ほど開催される大会で、早いもんでもう6回目なんですよね。
第1回目の大会で優勝したのは何を隠そうこの私なワケですよ。
えへん。
で、毎回この大会に私出場してるワケなんですが、第5回目の時は私、大喜利したくない病にかかってまして。
なんていうんでしょう。
自分の大喜利に段々飽きてきたとでも言いましょうか。
「このお題だとこんなボケするんだろ?」
みたいな客観的な視点の自分が出てきまして。
大喜利の回答に、ある種パターンみたいなのが自分の中で出来てくるんですよね。
そういうの気になり出したら自分の回答がつまんなくなってきちゃって。
他にもいろいろ理由があるんですが、大きな部分ではそういうとこですね。
で、長いリハビリのように大喜利したくない病を地道に治していって今回の第6回を迎え、もう一度優勝してやるぞ!と息巻いて行ったら予選落ちですよ。
ざまあねぇや。
あと1ポイント取れば予選通過という場面で
「これはポイントとれるだろ」
と思って出した答えがポイントとれなくてうろたえましたね。
人を笑わすってムズいですね。
そんで敗者復活戦ってのもありまして、そこではバンバンポイントとれたんですよ。
とれたんですよっていうか、もうこっちは優勝狙ってるから必死ですよ。
背水の陣で見せた火事場のクソ力なワケですよ。
水なのか火なのかハッキリしろって感じですが。
で、その敗者復活で私と同じ12ポイントをゲットした山本さんって方とサドンデスになりまして。
多くの敗者の中から勝ち抜いた2人でタイマン勝負になりました。
サドンデスのお題は、


「20年間売れなかった芸人が最後に見せた一世一代のボケとは?」


みたいなお題でした。
このお題の考え方としては

・人間では実践不可能な奇抜なギャグを考える


・漫才形式のボケを考える


・「20年芸人やってきてそれが一世一代のギャグ?そりゃ売れねぇよ」と思わせるしょーもないギャグを考える


・芸人の有名なギャグをアレンジする



・その場でオリジナルのギャグを考える



・自分の持ちギャグを披露する

少なくてこれらの考え方があります。
先攻をとった山本さんは完成度の高いラップ調の自己紹介ギャグを披露。
会場割れんばかりの大爆笑。
あとでご本人に聞いたんですが、そのギャグはMBSで放送された歌ネタ王決定戦のオーディション用に作ったネタとのこと。
山本さんは自分の持ちギャグを披露するという方法を土壇場で選んだのです。
で、後攻の私。
会場はもうこれ以上はないだろうという空気。
下手なもん披露しようもんならドンズベリ間違いなし。
しかしここで怖気づいては優勝はない。
「負けるかもしれない・・・でもやるんだよ!!」
という、映画「ロッキー」で世界チャンピオンアポロ・クリードにクズボクサーのロッキーが立ち向かう、アレとまったく同じ心境。
かなりヤバい空気の中、奇しくも私が用意したのも自分の持ちギャグを披露するというものでした。
その持ちギャグというのは別れた嫁とまだ仲が良かった時に嫁を笑わせるタメに考えた「ふじっ子の唄」というものでした。
そして私はステージのセンターマイクの前に立ち歌ったのです。



「ふじっ子〜ふじっ子〜こ〜ん〜に〜ち〜は〜♪
ふじっ子〜ふじっ子〜さ〜よ〜う〜な〜ら〜♪」



といってステージから降りて会場から出て行くという持ちネタを披露。
会場爆笑。
ウケてホッとする自分。
そして運命の審査。
判定は山本さんの勝利。
どよめく会場。
折れない気持ちで挑み善戦するも、本当に映画ロッキーのように判定負けという結果に。
会場にエイドリアンがいたら間違いなく
「エイドリア〜ン!!エイドリア〜ン!!!」
って叫んでたでしょうね。
もしインタビュアーに
「判定負けという結果ですが不満はありませんか?」
って聞かれたら
「オレはただ全力を尽くしただけだ!!判定は専門家が下す事だ!!」
って叫んでたでしょうね。
ただエイドリアンにあたる嫁は会場どころか家帰ってもいないんですけどね。
会場からは
「名勝負でした!」

「感動しました!」
などの声もありましたが、
「これ敗者復活戦だし、しかもオレそこで恥ずかしい唄歌った挙句負けてるからな!!」
って思いました。
嫁用のネタを披露してまでオレはこの大会勝ちたかったんだ!
最近おもしろい人増えてまいったな〜・・・。
でもおもしろい人と出会えるのは良いことだ
以上。